アピール ページ8
「トン・クラットだと？！」
そう叫ぶタトロット
『ええ、彼は先日の入隊試験に満点で合格しています』
「だが他にもいただろう！もっと実力豊富なやつが！！」
人に任せた癖に文句があるなら自分で決めればいいものを、、、
ま、今回は私に任せてくれたことに感謝していますがね
確かに長いこと軍にいる実力豊富な人も幹部候補だ
だが今回はトントン様のため、幹部になればトントン様が何を調べてるかは知らないが確実に情報を入手しやすくなる
ここには総統もいる、ならこれは絶好のアピールチャンス！
『これを見てください』
「ほぉ、これは、、、」
私はノートパソコンを総統に見せるようにもった
『ええ、先日の入隊入試の映像です』
私は映像を再生した
「、、、、確かにこのトン・クラットという男凄い動きだ」
「だが元々軍にいる幹部候補に比べるとまだまだな」
つかさず口を挟むタトロット
まったく人の揚げ足取りが上手い男だな
『、、、』
「こんな奴が幹部になるのは私としては反対ですね」
『またまた、冗談でしょう？』
「なに？」
『彼が本当に【本気】で戦っているとでも？』
「なんだとッ！！」
『明らかに彼は殺れる目をしているそれなのに明らかに手加減をしている、、、が、油断をしていない。
これはどんな戦場もかいくぐってきた軍人の動きです
こんなに凄い人材はいません
そんな彼を私は育ててみたい』
「、、、戦場の目だとっ？！
ソイツは初めて軍人になる奴だぞ！？
お前の言い方だとそれは遠回しにスパイの可能性があるってことじゃないか？？！！」
やはりこの男は仕事をしないわりには頭が回るようだ
『ええ、もちろんその可能性もあります
ですが
だからといってこれ程の逸材を逃すのは私はおしいと思うのです』
「だが、もしスパイだった可能性はどうするんだシュタイン君」
ここからが勝負どころだ
『だから総統、私に彼の教育係をやらせてもらいたいのです』
ーーーー
『では失礼しました』
私は総統室から出た
やりました！これで私がトントン様の教育係になることができました。
私が教育係としてそばにいればスパイかどうか見極められる、そう説得したら上手くいきました。
しかし、
トントン様がスパイじゃないかという疑惑を総統とタトロットに植え付けてしまった。
だからいろいろ感づかれないように私が教育係になるという保険をかけたのだが、、、
『少し苦労しそうですね』
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ららら - 更新いつまでも待ってます。 (9月5日 21時) (
レス) @page11 id: a3ec129013 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 更新めちゃくちゃ楽しみにしてます！ (2021年1月18日 21時) (レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
すいれん - 頑張って下さい！そして続き待ってます！ (2020年5月19日 1時) (レス) id: 94909bedb8 (このIDを非表示/違反報告)
姫野 叶(プロフ) - 把握です！(誰やねんお前) (2020年5月16日 16時) (レス) id: 3cdd924580 (このIDを非表示/違反報告)
のうみそぽっぷこーん - 非ログ民ですが、読ませていただきました。とっても面白くて好みです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年5月14日 22時) (レス) id: ad30d81386 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グレイ | 作成日時：2020年5月10日 19時
