書きたい事メモ代わりに書いてく

元 ひぐらしのなく頃に ３ ページ5

北条家と少女

北条家には、北条 沙都子、北条 悟史の
二人の子供が居る。

物語でもあるように、ダム計画後は
裏切り者のレッテルを引かれる一家である。

沙都子は母親の離婚、再婚の繰り返しに、
嫌気のさす毎日の中、少女と出会った。

初めて見かける少女。

こんな田舎では知らない人などいない。


買い物中の兄、悟史を置き、
声を掛けたのがきっかけとなった。

その時沙都子は特に何も考えずに、
「あなただれ？」と聞いていた。

少女は何も答えない。
いや、何も応えない。

沙都子は無視されたと思った。

今度は「なまえなんていうの！？」と

少女の腕を掴み、大きめな声で聞いた。

それに対し少女は、「名前？」と返した。

沙都子は返事が嬉しかった事もあり、
自己紹介をして見せた。

「わたくし“ほうじょう さとこ”っていいますの。
あなたのおなまえは？」

少女は、沙都子の自己紹介に驚きながらも、
名前を告げた。

沙都子は少し満足して、
兄、悟史の処へ少女を連れて行く。

悟史は隣の店に豆腐を買いに行っていた。

悟史はお会計中だったが、
沙都子が走ってきた事に驚いていた。

最近沙都子は元気がなく、遊びに出ても、
ジッとしていたりすることが多かった。

これが少女と沙都子、悟史の出会いだった。

ダム戦争後、
沙都子は暗い表情でいる事が多くなり、
周りに当たる事もあった。

だが、少女と遊ぶ時はダム戦争等知らぬあの時の、
沙都子が笑い、遊ぶのだ。

だが村の住人を見ると、
直ぐに何時もの沙都子に戻ってしまう。


兄、悟史を見つけても、
何処か雲が掛かった様な笑顔になってしまう。



沙都子にとって少女は何なのか．．．。


少女に向ける笑顔にはどんな意味があるのか。


何故少女は北条 沙都子の前に現れたのか？

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