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藤襲山 ページ9

鱗滝「今日はもう遅い。明日に備えてもう寝ると良い」


アリス「あ、はい」




《アリスside》


此処が藤襲山か・・・。


アリス「綺麗な花がたくさんある・・・」


錆兎「藤の花ってやつだ。日光以外で鬼が唯一嫌う物だ」


アリス「そうなんだ・・・あーでも、なんか解るかも、匂い嗅いでると気分悪くなる」


錆兎「そうか?俺は普通だが・・・」


アリス「そう?私が花の匂い嫌いなだけなのかな・・・」


錆兎「そうじゃないか?」


アリス「とりあえず・・・此処からは別行動の方が良いよね」


錆兎「そうだな。団体行動してると鬼に襲われやすいからな」


アリス「じゃあまた麓でね」


錆兎「お互い頑張ろうな」


アリス「うん!」




さてと・・・。


アリス「どうしようかな・・・錫杖だけじゃ少し不安だな・・・せめて固い武器でもあれば・・・」


スッ


?「はいコレどーぞ♪」


アリス「あ、ありがとうござい・・・」


!?


シュタンッ


ズザァッ


アリス「誰ですか貴方!」

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作者名:アルマ・ノーレッジ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年7月17日 14時

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