真の鬼の始祖〔1〕【錆兎】

謎の男の人 ページ6

まぁ・・・やってみよう。


ｻﾞｯ


ｻﾞｯ


ｽﾞﾙｯ


アリス「うわ足滑った！」


ﾄﾝｯ


ﾄﾞｶﾞｧﾝｯ


！？


ﾊﾞｯ


アリス「い、岩が・・割れてる！？」


どういう事！？


しかもなんか凄い音したし！


アリス「と、とりあえず成功したし・・・鱗滝さんの所戻ろ・・・」


ﾍﾞﾍﾞﾝｯ


ん？琵琶の音色？


うしろからしたけど・・・。


ｸﾙｯ


？「姫様・・・」


アリス「誰！？」


？「覚えてないんですか・・・まぁ、そうだろうなとは思ってましたけど・・・」


アリス「いやまず名前名乗って！？」


黒死牟「黒死牟・・・です。貴女に助けてもらった・・・」


助けた？私が？


アリス「あの・・・まったく覚えてないんですが・・・」


ってかこの人・・・なんか目に文字書いてある・・・。


右目に上弦・・・左目に壱？


黒死牟「なんにせよ、また貴女に会えて光栄です、姫様」


アリス・「姫様！？待ってください本当に私貴方の事知らな・・・」


錆兎「十六夜！」

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