真の鬼の始祖〔1〕【錆兎】

鱗滝 ページ3

何者だ？か・・・。


アリス「解らない。名前は解るんだけど・・・それ以外の事は・・・」


錆兎「・・・なら名前を名乗れ」


アリス「十六夜アリス・・・」


錆兎「十六夜アリスか・・・その錫杖・・・お前の物か？」


アリス「う、うん・・・(本当は解らないんだけどね)」


錆兎「・・・ついて来い、鱗滝さんの所に案内してやる」


鱗滝さん？


とりあえずついて行こう・・・。


ﾀｯﾀｯﾀｯ


？「今の女の子・・・もしや・・・姫様？」




《Noside》


鱗滝「十六夜アリスか・・・名前以外、本当に思い出せないのか？」


アリス「はい・・・持ち物も・・・この錫杖だけでした・・・(まぁ本当は、この錫杖も・・・持ってた覚え無いんだけどね)」


鱗滝「そうか・・・十六夜アリスよ、お前に聞きたい事がある」


アリス「なんですか？」

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