真の鬼の始祖〔1〕【錆兎】 (ページ2)

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見知らぬ山に赤眼の少女ページ2

《アリスside》

うーん・・・。

アリス「あれ？此処何処？」

私、なんでこんな所に？

そもそも、どうして私は知らない場所なんかで目覚めたの？

私の名前は・・・十六夜アリス・・・。

家族は・・・思い出せない。

アリス「とりあえず、山って猛獣が居る可能性高いし・・・なにか木の棒でも拾わないと」

ｼｭﾝｯ

！？

アリス「えっ！？なにこの錫杖！？」

今なにも無い所から出てきたよね！？

ｶﾞｼｯ

アリス「とりあえず・・・襲われた時はこの錫杖振り回そう・・・」

ってか・・・。

アリス「さっっっむ！」

ｻﾞｯ

ｻﾞｯ

ｯ!

ｶﾁｬ

アリス「(猛獣！？)」

ｻﾞｯ

？「お前・・・誰だ？この近くの人間じゃないよな？」

男の子？

しかも・・・私と歳が近い感じの・・・。

アリス「あの・・・此処何処ですか？」

？「此処を知らないのに来たのか？此処は狭霧山だ」

狭霧山・・・聞いた事無いな・・・。

錆兎「俺の名前は錆兎だ・・・1つ聞く、お前・・・何者だ？」