検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:168,522 hit

(40):Singles party 2 ページ10

「ね、ベルモット」



「なによ」



「クラスメイトに、合コンに誘われたのよ」



Oh!(まあ!)おませさんなのね…。行けば良いじゃない」




“それとも…”と、言葉を付け加え、頬杖をついたまま、ずい、と私の方へ顔を近づけ、妖艶に笑ってみせる彼女。
“いるのかしら…?”と、親指を立てた彼女。
その爪には、赤いネイルが施されていた。
私は鼻をフン、と鳴らし、やめてよ、と彼女の顔に手を近づけて遠ざけた。




「そういう訳じゃないのよ……。恋人が居て、事故で入院してる、って話にしてるのよ…」



「なら、消せばいいのよ」



「……そうなんだけど………。色々とプランが必要なのよね…」



「ちょっと悲しい顔して何日か学校を休めばいいのよ」



「…そうね。どうせ学生だし、気付かれないわよね……」




何に気を張っていたのだか。相手は頭の弱い高校生。
そんなこと、バレもしないし、探る頭もない。
簡単じゃん…




「さて、その時のために服を買いに行かなくちゃね。いつなの?」



「来週。でも、ベルモットは明後日にあっち(アメリカ)に戻るのでしょう?」




張り切り始めるベルモット。
だが、彼女は明後日にはアメリカに戻るのだ。
“何言ってるの、明日行くのよ”と彼女はさも当然かのように言った。




「良いんだけど、私に予定があったらどうするのよ…」



Don't worry(心配しないで)貴方の予定は全て把握済みよ」



「こっわ…。どうせ、あの担任からでしょ?」



that's right!(ええ、そうよ!)




元気良く言われても困るのだが…
私は呆れ顔で態とらしくため息を吐いてみせた。
アイツ(担任)はどこまで知っているのだ…
全く、油断できない。

(41):Singles party 3→←(39):Singles party



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (68 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
104人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 転生トリップ , 安室透/降谷零   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

A - 何がしたいのかいまいちわからない。組織を壊滅したいとか言ってる割には ムカついたからクラスメイト殺します。とかやってること犯罪者だし、思考がガキ。読んでてただただ主人公に嫌気がさしました。 (2018年9月1日 0時) (レス) id: 2f4ff48b26 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - うららkさん» 有難うございます!ご期待に添えられるよう、これからも頑張っていきます! (2017年2月17日 16時) (レス) id: 35f8c5cbb5 (このIDを非表示/違反報告)
うららk - とても面白かったよ!更新頑張ってね(^ω^) (2017年2月17日 15時) (レス) id: c357f5467c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:サラン | 作者ホームページ:http://uranai.  
作成日時:2017年2月14日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。