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「ねね、
「うん、一応いるよ」
放課後、私の机の周りに集まった女子3人組。
見るからに不良系で、私を引き立て役に使おうとしていたのは目に見えていたが、彼女等の容姿は私よりも劣っている。
「ま!?写メ見せてもらってもいい?」
「ごめんね、彼、付き合った日に事故で入院しちゃって……。まだ意識が戻らないの…」
「あ、そうなんだ……ごめんね、嫌な思いしたよね…」
「ううん、大丈夫」
この教室に入った時から嫌な思いはしてますよ、と心の中で毒づく。
そういう時だけ謝るなんて、都合の良い子達。
「そっか、本当にごめんね。バイバイ、
「うん、また明日」
彼女等が居なくなった所で、私は席を立った。
ゆっくりと昇降口へ向かい、靴を履き替え、校門を目指すと、黒いバイクが1台止まっていた。
ハーレーダビッドソン・VRSC、ベルモットの愛車だ。
「ベルモット……」
「
彼女はそう言うと、片手にぶら下げていたヘルメットを私の方に投げてきたので、ソレをキャッチして頭に被ると、私はベルモットのバイクの後ろに跨った。
それにしても、お呼ばれとは誰からだ………
ベルモットは、しっかり掴まってなさいよ、と言い、バイクを発進させた。
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A - 何がしたいのかいまいちわからない。組織を壊滅したいとか言ってる割には ムカついたからクラスメイト殺します。とかやってること犯罪者だし、思考がガキ。読んでてただただ主人公に嫌気がさしました。 (2018年9月1日 0時) (レス) id: 2f4ff48b26 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - うららkさん» 有難うございます!ご期待に添えられるよう、これからも頑張っていきます! (2017年2月17日 16時) (レス) id: 35f8c5cbb5 (このIDを非表示/違反報告)
うららk - とても面白かったよ!更新頑張ってね(^ω^) (2017年2月17日 15時) (レス) id: c357f5467c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サラン | 作者ホームページ:http://uranai.
作成日時:2017年2月14日 18時