(60):Experience lesson 3 ページ30
「今日までお世話になりました。また、どこかで会ったら、声を掛けてくださいね」
研修最後の日。
私はまた、全校生徒の前で話していた。
研修生全員が話終えると、代表生徒が私達に花束を渡す。
花粉症だから要らないんだよね、花。
内心嫌な顔をしながらも、笑顔で花束を受け取り、手紙も手中に収める。
「
まるで友達の様に私に話しかける生徒達。
私はお前達の友達になった覚えはない。
と毒づきながらも、また取って付けたような笑みを浮かべる。
「今まで有難う!旦那さんと幸せに!」
「こちらこそ。ミナミちゃんも、彼氏さんと仲良くね」
最近の中学生はませている。
この年代で初体験を済ませている子も何人か居るらしい。
何という…
初めて聞いた時には驚いたが、今となっては何故か慣れてしまい、何とも思わなくなった。
約一ヶ月、世話になった中学校の門に背を向け、私は門の外に止めたバイクに跨った。
組織から、暗殺の仕事が入っている。
早めに片付けて、彼の元へ帰ろう。
バイクを発進させ、私は自宅へ向かった。
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A - 何がしたいのかいまいちわからない。組織を壊滅したいとか言ってる割には ムカついたからクラスメイト殺します。とかやってること犯罪者だし、思考がガキ。読んでてただただ主人公に嫌気がさしました。 (2018年9月1日 0時) (レス) id: 2f4ff48b26 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - うららkさん» 有難うございます!ご期待に添えられるよう、これからも頑張っていきます! (2017年2月17日 16時) (レス) id: 35f8c5cbb5 (このIDを非表示/違反報告)
うららk - とても面白かったよ!更新頑張ってね(^ω^) (2017年2月17日 15時) (レス) id: c357f5467c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サラン | 作者ホームページ:http://uranai.
作成日時:2017年2月14日 18時