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23. 命は迫る ページ24
( 岩本 side )
佐久間は相変わらず目を覚まさない。
佐久間が昏睡状態になってから、
俺達はどんどんボロボロになった。
ふっかはストレスのせいか、腰痛が悪化し、
アクロバットにドクターストップがかかった。
翔太もストレスのせいで一時期声が
出なくなった。
涼太も彼女の事がフラッシュバックして
時々パニックに陥るようになった。
阿部は佐久間に付きっきりで看病して
過労で数回倒れた。
あと、自傷の行為を度々隠れてしてた。
康二は最初こそみんなを笑わせて
励まそうとしてたけど、ずっと
泣きじゃくるようになってしまった。
目黒は仕事が忙しく睡眠時間も僅からしい。
ラウールは学校を休みがちになり、
ずっと佐久間の横にいる。
みんなみんな、壊れてしまったんだ。
それだけ佐久間は、皆の支えだったんだ。
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作者名:ふじひか | 作成日時:2021年3月13日 11時