キメツ学園にトリップ

16_善逸の決意 ページ17

(善逸視点)




Aちゃんと禰豆子ちゃんがかき氷を2人で買いに行くって.....心配でついてきちゃったよ！！





『禰豆子ちゃん何味にする？』




禰「ﾌｶﾞｯﾌｶﾞｯ」




二人とも本当に可愛いなぁ...あの二人気づいてないと思うけど周りからの視線がすごいよ...
いやらしい目線m『さっきから誰ですか、そこにいる方』




...




善「Aちゃああん...」




『善逸かい！！なんでついてきたの？かき氷買いに行くだけなのに...』





善「だって女の子2人だけなんて...！変なやつにナンパとかされるに決まってるじゃん！？」




『それっぽいのならさっきされたk「あああああああああああああ！？」ここ公共の場です』




善「ナンパ？ナンパされたの？誰に？誰にいいいい！？」




『善逸待て、そんな強く掴まないで1回離して？肩が折れる』




「そーだよォ？兄さん離してあげなァ？」




善「ああん！？誰だよあんた！！今Aちゃんと話してるの！話に入ってこないで...」




「ああん？どうしたんだよ急に、さっきの勢いどこに行った〜？」




善「ひいぃ...」




『あの〜とりあえずあなた達も彼から離れてください、彼震えて怖がっているので』




「ぶっ...はははは！！マジかよこいつ！だせぇ！！女に守られるなんてよォ！！」




「はははっ...傑作だ！笑えるぜ！！」




善「.......ごめん、Aちゃん...」




絶望されたかな...
俺が炭治郎とか伊之助みたいに強い男で勇気があったら...『.....彼がダサいですか？』




「あぁ？」




え？




『彼は素敵な人ですよ、あなた達にはわからないです』




「はぁ？なんだてめぇ？喋ればうるせぇ女だな？ずっと黙っとけよ」




手が微かに震えてる...




『うるさい女は認めますが、あなたにずっと黙れと指図されるのは気に食わないですね。とにかく帰れよ』




殺気...？




「...！」ｿﾞｸｯ




善「Aちゃん...」




「くそがッ.......」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ




俺...Aちゃんに...女の子に守られたんだ...




『善逸大丈夫？立てる？』




冷たい手...




善「あ...うん」




何やってんだろ俺...普通なら立場逆なのに




『ちょっと目立っちゃったな、周りからの視線が痛い...早く私達も戻ろう』




善「...」




『...善逸？急に止まってどうしたの？』




強くなりたい、Aちゃんを守れるような人に。





善「俺、Aちゃんを守ることを誓うよ」







次は俺が！

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