看病してやりますか！ ページ1
A「はーい、17号さんご飯〜!!」
17号「それ食べて大丈夫な物なのか…」
17号さんが風邪を引いた。
ちょっと前に測った体温は7度代。まぁ微熱といった所かな。
だから今日は私が17号さんの面倒を見る！
いつもお世話になってるお礼…という口実で、自然な感じでそばにいれている。
ラッキーだ←
A「あーんしてあげよっか？」
17号「遠慮する。」(即答)
こっちを見向きもしないで勝手に食べ始める。
愛を込めて作ったんだから、ちゃんと味わって食べてよね。
…そんな顔もやっぱり尊くて…
17号「…まぁまぁだな。」
キッパリと言うからこの子は。
本心からなのか冗談なのか、見抜くのが大変で…
A「愛情レベルはMAXです(変態)」
17号「ダメだこれ食えない←」
とか言いつつ結局最後まで食べてくれるんだけど。
彼なりの優しい所だよね。
A「あれ、17号さんまた熱上がった？」
17号「気にするな。この程度で人造人間が故障するなんてない。」
気にしちゃうよ…
この程度って言っても、私にとっては大事件なんだから…
A「もう…17号さんはもっと自分を大切にしてよね？他人を思いやるのも大切だけど、自分がしっかりしてなきゃ他人も…って17号さん？」
17号「…zzz」
え、寝ちゃった？
A「寝顔尊い…」
でも…
A「寝たフリでしょ、引っかかると思った？あははは！」
全く、茶目っ気あるのも凄く好きなんだけど。
17号「…」
A「え、絶対起きてるっしょ…」
これほんとに寝てたら恥ずかしいヤツじゃん…
A「17号さーんこちょこちょするよー？」
17号「…」
A「マジか…ちくしょー、負けた。」
今の内寝顔写メっとこ
起きない内に50枚くらい撮っておかなきゃ←
A「えーっとスマホスマホ…あった」
ﾊﾟｼｬｯ…
A「え…」
音のするほうを振り返って見るとスマホ片手に満面の笑みを浮かべる17号さんが。
A「だ、騙された…だとｯｯ…!?」
17号「正解だ、それにしても良く引っかかってくれたな(笑)」
寝顔撮れると思ったのに…!!
A「ていうか病人はスマホなんて持たないでください」
17号「お前待ち受けにして眺めて眠りたいな〜って」
!?!?
17号「ばっ、冗談だ。何顔赤くしてんだよw」
A「もう看てやんないっ！」
やっぱり熱あってもその茶目っ気は健在ということで。
その後私にも風邪うつったってのは内緒で。
わーい17号さんから風邪貰えた(変態)
end
尊い…！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すー。。(プロフ) - かなとさん» あ、ごめんなさいミスりました(＞д＜ )直しときます (2019年3月18日 8時) (
レス) id: 46f86f3590 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月17日 6時) (レス) id: 72529fb9c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すー。。 | 作成日時：2019年3月17日 0時
