眠れる獅子のお姫様

決心 ページ20

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数日後

〜家〜







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司「A」




『んー？』






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帰って来た時から、少し様子の違ったつかさちゃん







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いつになく静かなご飯中、
そっと箸を置いたつかさちゃんが話し出した。








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司「明日…楓士雄に会いに行く。」




『！…楓士雄くんに？』




司「おう。」







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楓士雄くんが今住んでいるのは遠い田舎だって聞いたけど
そこまで足を運ぶという事は大きな理由がある筈。







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『…喧嘩するの？』




司「…俺ん中でケジメ、つけてくる。」




『ケジメ、？』




司「…俺は、ずっと楓士雄の2番手だって勝手に決めつけて
、ジャム男が…俺を慕ってくれてる奴らが俺を担ぐって言ってくれてんのに逃げてきた。」




『…』




司「けどもう、逃げたくねぇ。彼奴らに…楓士雄に、正々堂々と向き合いてぇんだ。」




『そっかぁ…私はつかさちゃんの決めた事なら、応援するよ！』




司「ん、…待っててくれるか」




『うん！待ってる。』





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私を見るつかさちゃんは真剣で、
何かを決心したのが伝わってくる。







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(つかさちゃんのモヤモヤが無くなるといいなぁ)









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