#１ ページ2
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鬼邪高校。何でこの学校に入学したのかは忘れた。
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だけど、いちいち監視されることが嫌いな私は
金さえ払えば無関心の教師達で良かったと思う。
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『ふぅ……』
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大きく欠伸をしながら 定位置である屋上の扉を開けると、
先にソファで座っていた金髪の男が振り返る。
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司「A、遅かったな」
『ちょっと一年に絡まれて…って、司も？』
司「あぁ…コイツらも一年だ。」呆
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この男は同じく二年生の高城司
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足元に転がっている男達は、
大方司に喧嘩を売って返り討ちにあったのだろう。
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ｶﾞﾁｬｯ
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ジャム男「っ司さんっ！！！Aさん！！」
『どうしたの、そんなに慌てて』
ジャム男「何処行っても絡まれるんです…っ！」
司「ジャム男、コイツら誰。お前と同じ一年だろ」
ジャム男「っコイツらきっと、中越の！」
『「なかごし？」』
ジャム男「ウチのクラスも、このままだと中越に仕切られます！！」汗
司「五中の中越、鬼邪高にきたのか…」
『顔見知り？』
司「いや…楓士雄の後輩」
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楓士雄とは私と司の親友で、
鬼邪高を1週間でやめていった男。
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司とは、幼少期から。
ジャム男くんと楓士雄とは、中学からの仲だ。
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ジャム男くんより先に入学した私達は、
屋上を使っていた現3年を蹴散らしソファと机を持参した。
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それからは司と私・そして自然とついてくるようになった
取り巻き達の溜まり場となっているのだ。
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ジャム男「ヒップホップとか超無理っすよ！俺は司さんとAさん一派ですからね！」
『一派か…悪くないね？』
司「そんな一派ねーよ」笑
ジャム男「っじゃあおれはどうすればいいんすか！このままだと俺は、ライオンの前の生肉、ホオジロザメのアザラシっすよ！？」
司「…全日の頭は二年の轟だ。辻と芝マンも今は轟についてる。」
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楓士雄がいなくなってからの司は、
どうもやる気が出ないみたい。
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今では売られた喧嘩を買うだけで、
自らする事は無くなっているようだ。
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愁(プロフ) - natywqさん» 了解です！ (2022年9月1日 16時) (
レス) id: f769e44c11 (このIDを非表示/違反報告)
natywq(プロフ) - リクエストありがとうございました！泰志と有剣の絡み最高すぎます！もっと見たいです(≧∀≦)よろしくお願いします！ (2022年8月31日 3時) (レス) id: 38e111a7c7 (このIDを非表示/違反報告)
愁(プロフ) - natywqさん» 喜んでもらえて嬉しいです（ ; ; ）またまたリクエストありがとうございます！何度でもウェルカムです！笑 (2022年8月29日 8時) (レス) id: f769e44c11 (このIDを非表示/違反報告)
natywq(プロフ) - リクエストありがとうございました！めっっっちゃいいですっ！主さんのペースで大丈夫なので、夢主ちゃんがナンパされたりするお話も見てみたいです！2回もリクエストしちゃってすみません（ ; ; ） (2022年8月29日 0時) (レス) @page45 id: 38e111a7c7 (このIDを非表示/違反報告)
愁(プロフ) - natywqさん» コメントありがとうございます、嬉しいです（ ; ; ）リクエスト、了解です！ (2022年8月27日 8時) (レス) id: f769e44c11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愁
| 作成日時：2022年6月2日 19時
