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＊
『暇潰しって…』呆
広斗「ほら、スマホ貸せよ」
『は、…？』
広斗「早く」
『…嫌です』
広斗「は？」
『絶対に、嫌』
広斗「…あ"？」
チハル「っおい！！Aは嫌がってんだろうが！…っか、顔がいいからって！！しつこいナンパはだせぇぞ！！！」
広斗「何…お前、殺られたいの？」
チハル「っ、…と、とにかく！Aから離れろって！！」
.
チハルに刺すような鋭い視線を一瞬送ったものの、
すぐにその視線は私へと移された。
.
.
広斗「…今の状況、圧倒的に不利なのそっちって事。分かってんの？」
『…』睨
広斗「」ﾆﾔ
.
チラリとわざとらしく隣のチハルに視線を移しては、
ニヤリと意地悪そうな笑みを浮かべた雨宮広斗
.
…バラされたくなかったらって、脅してるんだ。
.
.
.
『…私のスマホで何する気ですか？』
広斗「俺の番号、登録すんの」
チハル「っは！！！？何でだよ！！！」
広斗「お前に関係ねーだろ、チビ。」
チハル「チッ……！！？」
広斗「…ほら、出せ。」
『……私、人に弄られるの、嫌いなんです。』
チハル「っ〜〜！！？」
.
これ以上この場に長居するのも嫌だから、
渋々携帯番号を表示した画面を雨宮広斗に見せれば
隣のチハルが言葉を失い悶絶している。
.
広斗「…別に、何でもいいけど。今かかってきた番号、俺だから。絶対無視すんなよ？したらまじ許さねぇ」
.
ﾌﾞｫｫｫｫｵｵﾝ…！！！！
.
しっかり忠告を残すだけ残して、
バイクに跨り颯爽と走り去って行った。
.
(どれだけ俺様なわけ…？)
.
.
チハル「Aってさ、…彼奴みたいなのがタイプだったりする？」
.
もはや呆気に取られて小さくなっていく後ろ姿を
見ていた私に、チハルが遠慮がちに問いかけてくる。
.
『…全然。優しい人が好きだから、私。』
チハル「っへぇ〜、た、たしかに？？あいつ、顔がイケメンなだけで、超怖かったもんな！！」
.
…そして、途端に顔色が明るくなるチハル
.
.
(…私の事、信じすぎでしょ。)
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愁(プロフ) - 子豚の鼻さん» ありがとうございます！ (2020年4月17日 14時) (
レス) id: f769e44c11 (このIDを非表示/違反報告)
愁(プロフ) - かりんさん» ありがとうございます、頑張ります！ (2020年4月17日 14時) (レス) id: f769e44c11 (このIDを非表示/違反報告)
愁(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます！ (2020年4月17日 14時) (レス) id: f769e44c11 (このIDを非表示/違反報告)
子豚の鼻 - 続き気になります！更新待ってます！いつも応援してます！ (2020年4月10日 22時) (レス) id: a8e0c095c4 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - 更新頑張ってください！！！ (2020年4月9日 17時) (レス) id: 8a9f513a16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愁
| 作成日時：2020年3月4日 17時
