#９ ページ9
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泰志「あ"？彼奴(小田島)いんの？」
『うん。小田島の叔父さんが、店長さんでね？お店手伝ってるんだって。』
泰志「…へぇ。」
.
ベッドに寝っ転がると、ふと思い出した昼間の出来事。
.
先にベッドに入って スマホを触っていた泰志は、
私の言葉に何やら難しい表情を浮かべた。
.
泰志「彼奴…まだお前の事、好きなの。」
『え、ないでしょ。』
泰志「…そんなん、分かんねぇだろ。」
『……嫌？私が、小田島と同じバイト先なの。』
泰志「！」
『泰志が嫌なら…私、他探すよ。バイト先。』
泰志「………嫌じゃねぇ。」
『、』
泰志「ってのは、嘘になるわな。」
『じゃあ、』
泰志「けど。…彼奴に何言われて、何されようが、Aは絶対俺のもんだろ。」
『！』
泰志「彼奴なんか眼中に入らねぇくらい、…お前が俺の事 好きだって。分かってっから。」
『…うん。』
泰志「だから…そのまんまでいい。」
『ふふ、分かった。』ｷﾞｭｰｯ
泰志「何だよ、」
『んー…信じてもらえるって、嬉しいなって。』
泰志「…そうかよ。」
.
照れているのか、泰志は私を見ようとはしない。
.
『照れてる？』
泰志「あ？別に。」
『嘘だ、照れて
泰志「うるさい。」ﾑｷﾞｭｯ
『ゔ、』
.
片手で両頬をムギュッと潰され、
わざとらしく睨みつけると泰志はニヤリと笑った。
.
泰志「ブッサイクだなｧ？」笑
.
(…泰志が楽しいなら、いいか。)
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愁(プロフ) - みかんさん» コメントありがとうございます。期間が空いてしまい申し訳ないです、更新頑張ります。m(_ _)m (11月22日 17時) (
レス) id: f769e44c11 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 初めまして。コメント失礼致します。泰志のお話をずっと探していて、とても素敵なお話で一気に読んじゃいました！私生活等いろいろあるとは思いますが、また更新があること願っております。頑張ってください！ (10月29日 23時) (レス) @page30 id: 4aa1b7628d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愁
| 作成日時：2023年6月22日 19時
