#４ ページ4
＊
夢を見た。
泰志が��じゃあな��って言って、
どんどん遠くに行ってしまう夢。
.
『っ…』
.
頬に手を当てると、伝う涙。
.
所詮夢だと思うけれど、
隣で寝息を立てている泰志に ホッと安心。
.
起こさないように そっと抱きしめたつもりが、
次第に泰志は薄らと目を開けた。
.
泰志「ん"…」ｷﾞｭｰｯ
『ごめんね、起こして。』
泰志「…泣いてんの」
『…嫌な夢、見たの。泰志がいなくなっちゃう夢。』
泰志「ﾌｯ…いなくなる訳、ねぇだろ。」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝｯ
『…そうだよね。』
泰志「…」
.
胸に耳を寄せると ドクドクと聞こえる心臓の音が、
私を再び夢の世界へ誘う。
.
『次は…いい夢、だといいなあ』
泰志「心配すんな。夢の中でも、俺が幸せにしてやる。」
『ふふ…好き、泰志。』
泰志「ん、いいから寝ろ。」
『はあい、』
.
泰志の宣言通り、次の夢は幸せに溢れていた。
＊
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愁(プロフ) - みかんさん» コメントありがとうございます。期間が空いてしまい申し訳ないです、更新頑張ります。m(_ _)m (11月22日 17時) (
レス) id: f769e44c11 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 初めまして。コメント失礼致します。泰志のお話をずっと探していて、とても素敵なお話で一気に読んじゃいました！私生活等いろいろあるとは思いますが、また更新があること願っております。頑張ってください！ (10月29日 23時) (レス) @page30 id: 4aa1b7628d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愁
| 作成日時：2023年6月22日 19時
