#１６ ページ16
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オリエンテーションを終えた頃、
時刻はすっかりお昼を過ぎていた。
.
マドカ「折角だしさ！食堂覗いてかない！？」
誠司「行こっか。」
轟「俺は帰…
マドカ「はい、強制ー！」ｶﾞｼｯ
轟「…」
『ははっ、めちゃくちゃ嫌そうな顔してる。』笑
.
マドカと共に洋介の手を引いて食堂に向かうと、
女子生徒の塊ができているところが目につく。
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マドカ「うわ、凄い人〜…ってあれ！楓士雄達じゃん！」
「「え？」」『！』
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マドカの声に よく目を凝らして見ると、
女の子達に囲まれてテレテレしてる楓士雄に清史、
その隣で眉間に皺を寄せて ダルそうな泰志の姿。
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誠司「そういえば、旧校舎が工事中になってたけど。まさか、楓士雄達がいるなんてね。」
マドカ「ねー、凄い偶然！…おーい！楓士雄ー！！」
��楓士雄「ん？…っおー！！！」��
��泰志「！」��
.
泰志もこちらに気がついたのか、
目が合うと 表情が柔らかくなった気がする。
.
かと思えば、女の子達に��邪魔。��と言い捨て、
こちらに向かってきた泰志。
.
泰志「よぉ、此処Aのガッコーだったんか。」ﾆﾔ
『うん…女の子達、凄い顔して見てるよ？』
泰志「はあ？」
楓士雄「おい泰志っ！俺ら折角モテてたのに！！」
清史「これから食堂使いにくくなるじゃんっ！？」
泰志「知るかよ。…それよりお前ら、今から飯？」
『あー…覗きにきただけ、
泰志「食ってけよ。俺らも今から飯。」
マドカ「いいじゃん！そうしよ！」
.
そう言うと、さっさとお昼ご飯を選びに行った皆。
.
私は席でも取っておこうかと、
適当な席に座って待っていると 泰志が戻ってくる。
.
『どうしたの？』
泰志「ん、待つわ。後から2人で行けばいいだろ？」
『ふふ、優しいね』
泰志「当たり前。」ﾆﾔ
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愁(プロフ) - みかんさん» コメントありがとうございます。期間が空いてしまい申し訳ないです、更新頑張ります。m(_ _)m (11月22日 17時) (
レス) id: f769e44c11 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 初めまして。コメント失礼致します。泰志のお話をずっと探していて、とても素敵なお話で一気に読んじゃいました！私生活等いろいろあるとは思いますが、また更新があること願っております。頑張ってください！ (10月29日 23時) (レス) @page30 id: 4aa1b7628d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愁
| 作成日時：2023年6月22日 19時
