HiGH&LOW THE LONELY GODDESS / 女神の恋路篇２ (ページ33)

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心の距離。ページ33

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翌日

〜鬼奴高校屋上〜

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桜がもうすぐ咲きそうなポカポカ陽気の中、
屋上から校舎を見渡す、いつものメンツ

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楓士雄「もうすぐ卒業だなー、俺ら」

司「だな、」

『うんうん』頷

ジャム男「っあの！！！御三方の第二ボタン、貰っても…

楓士雄「ダメに決まってんだろ！！！！？」圧

清史「っテメェ調子乗ってんじゃねーぞコラ！！」圧

ジャム男「ヒイイッ！すみません！！！」ｼｭﾝ…

泰志「はっはははは！！！テメェらバカかよ！！」爆笑

楓士雄/清史「「あ"ぁ！？？」」

司「…俺は別にいいけど。何なら学ラン使ってねーし、そのままやるよ」笑

『私もいいよ？』

ジャム男「え"っいいんすか！！？」ｷﾗｷﾗ

楓士雄「っダメだ！！！！A、俺にくれ！！！」←

清史「っはい！！！！俺俺！！！！」←

『…第二ボタンってそんなに欲しいの？』

楓士雄「っおう！！！欲しい！！！！」ｷﾗｷﾗ

清史「この世で1番欲しいモンだ！！！！！」ｷﾗｷﾗ

『全然いいけど…半分こ？』

楓士雄「っ…清史、分かってるな？」

清史「おう…タイマンだ！！！！」

ジャム男「ちょ、ちょっと！！！」汗

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散らばる机や椅子を蹴飛ばして騒ぎまくる
楓士雄と清史に司は呆れた様子で笑った。

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司「Aはどうするんだ？卒業後の進路」

『んー…今のところ、ハワイアンカフェで就職かなぁ』

司「あの店、いいとこだもんな」ﾆｺ

『うん！司は？』

司「俺は隣町の〇〇大学で、辻と芝も一緒。」

『そうなんだ…司達は大学生か〜』

司「一人暮らしになるからさ…楓士雄ともAとも、頻繁には会えねぇな」

『寂しくなったら呼んでね？バイク飛ばして行くから』

司「そうだったわ」笑

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轟ちゃんは、誠司やマドカと同じ超一流大学

楓士雄と清史は、関ちゃん父の関組に就職

泰志は、美容師を目指して専門学校へ。

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『皆、離れ離れだね』

泰志「なぁに、新規臭ｪ顔してんだよ」ﾑｷﾞｭ

『ゔっ』

司「おい、泰志…」呆

泰志「あのなぁ。死ぬ訳でもねぇし、会えねえ距離じゃねえだろうが。」呆

『ん…』

泰志「バーカ」ﾊﾞﾁﾝｯ

『い"っ……！！？』←デコピンされた

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何だか少し、ホッとした気がする。

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