HiGH&LOW THE LONELY GODDESS / 女神の恋路篇２ (ページ31)

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男装。ページ31

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数日後

〜聖ブリリアント学園〜

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村山「んじゃ、帰りも迎え行くからね〜」

『うん、ありがとう。お仕事頑張ってね』

村山「っっうん！！！…って、何あの人」

『え…！理事長が走ってくる…！？』

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物凄い形相で校門まで走ってくる理事長に
思わず良樹の後ろに隠れると良樹も庇うように前へ出た。

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実相寺「Aくん！！！！待ってましたよ！！」

村山「どーどー、」苦笑

服部「実は、緊急事態が起きまして。」

『っわ！服部さん…！いつから、』

実相寺「話は理事長室で！さあ！！！」ｸﾞｲｸﾞｲ

『うおっ、！…良樹、また帰りね〜…！』

村山「おー、Aちゃん頑張って！」笑

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強引に連れて来られた理事長室に着くと、
お決まりの理事長の一服タイム。

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(今日は大福か…)

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『で、話というのは？』

実相寺「えぇ…Aくん。突然ですが、＂腐女子＂はご存知でしょうか？」

『えっと…聞いた事は、ありますね。』

実相寺「何と、その腐女子が王子ファンの間で急増してまして。王子同士の絡みを楽しみにしているファンが多くなってきているんです。ですが…」

服部「理事長が積極的に王子同士の絡みを増やす様に王子達に呼びかけたところ、綺麗さっぱり断られまして…」汗

『(そりゃ、そうでしょ)』呆

実相寺「そこで！！！！Aくんに男装をしていただいて、突然現れた中性的な王子と王子達との絡みをファンに楽しんでもらおう！という訳なのです！！！」

『男装…』興味

実相寺「勿論タダでとは…

『いいですよ、男装。』

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こうして私は、正体を隠した謎の王子として
1日限りの男装をする事になった。

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