HiGH&LOW THE LONELY GODDESS / 女神の恋路篇２ (ページ20)

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決戦日。ページ20

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翌日

〜聖ブリリアント学園〜

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＂竜「海司は？」＂

＂陸「寝坊したって」苦笑＂

＂竜「っまじかよ…」呆＂

＂陸「あっ、…尊人さんは？」＂

＂竜「知らねーよ」＂

＂陸「怖っ」＂

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(海司は相変わらずマイペースだなぁ…)

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すぐ近くに居る2人の姿を見て、複雑そうな光輝

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隣に居たピエールがそれに気がつくと、
強引に肩を組んでやっていた。

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ピエール「ルイちゃん〜、浮かない顔してどうしたの！」

光輝「いや…」苦笑

『…大丈夫？』

光輝「…はい。」

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＂game start！！！＂

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いよいよ試合がスタートすると、
体育館中に両者への応援の声が響き渡る。

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普段穏やかなミッシェルが人一倍声を出していて、
別人の様な姿に驚いている時に騒がしくやって来た海司

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＂海司「竜！っ大変だ…尊人さんが！」＂

＂竜「…え？」＂

＂海司「光輝ん家の前で10人くらいに囲まれてて、っ助けに行かないと！」＂

『！…光輝、』

光輝「っ母さん…、」

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人混みをすり抜けていく3人の後ろから
私と光輝も隠れるように続いて歩く。

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竜「喧嘩…？」

海司「あぁ…光輝ん家で！」

竜「女の取り合いでもしてんだろ」呆

海司「いやっ、そんなぬるいやつじゃない！助けに行こうぜ…！」

陸「あぁ、！」

竜「行く事ねーよ」

「「え？？」」

陸「だって尊人さん、」

竜「自業自得だ、…俺ら裏切ったんだから。そんな奴、助ける必要ない。」

海司「っけど、」

光輝「違う！！！」

『！』

竜「え？」

陸「光輝、…Aさんも。」

海司「2人…なんか知ってんのか、」

『…』

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光輝「…尊人さん、うちの店守ろうとしてくれてんだ」

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