HiGH&LOW THE LONELY GODDESS / 女神の恋路篇２ (ページ13)

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過保護兄弟２ページ13

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＂星矢「I'm sad…(私は悲しいです…。)貴方の辛そうな顔は見たくない。」＂

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…と、お決まりのハグと手にキスを受けながら
星矢から家の扉前で最後に言われた甘ったるい言葉

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(辛いというか、悩んでるというか…これが辛いのか、)

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なんて訳の分からない事を考えながら扉を開けると、
部屋の明かりは灯って、いい匂いが玄関口までしてくる。

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『ただいま〜…？』

＂にゃぁ〜…！＂

『っちび助、これ何の匂い…

＂「おっ！おかえりー！♡」＂

＂「おかえり」＂

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この声は…！

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『雅貴、広斗…！どうしたの？？』

雅貴「んー、驚いた顔も可愛いっ♡」

広斗「、近すぎ」ｹﾞｼｯ

雅貴「い"っ…！！！ったく、広斗！何回言ったら分かるの！お兄ちゃんを蹴るなって…

広斗「最近、お前の声に元気ない気がしたから。飯作りに来た。(雅貴が。)」

『えっ、ありがとう…！』感動

雅貴「大事な妹なんだから、当たり前でしょっ！♡」

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リビングからお迎えに来てくれたのは、
エプロン姿の雅貴と至っていつも通りの広斗

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毎夜の電話で違和感を覚えた広斗が珍しく提案して、
雅貴を連れて元気づけに来てくれたみたい。

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雅貴「っそうだ、お風呂沸かしてあるから！先入っておいで？」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝｯ

『っうん！』

広斗「、」頷

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広斗「…仲間割れじゃねーの？」

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お風呂上がりに３人で囲んだ食卓、
今までの出来事を一通り話したところで広斗が一言。

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『え、奏と誠一郎が…？』

広斗「ん。知らねーけど。」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

『それは、絶対にないと思う…んだけど、誠一郎がホストになってるからな…』悩

雅貴「俺は皆、なりたくてホストになった訳じゃないと思うけどね〜…はい、A。アーン♡」

『ん、』ﾓｸﾞﾓｸﾞ

広斗「ﾁｯ…それより。その寿希也とかいう奴と太客、どう考えても危険だろ。」

雅貴「ねぇ、今お兄ちゃんに舌打ちした！？」

『んー…』苦笑

広斗「おい。何かある前に、絶対言えよ」ｼﾞｯ

『はーい…』

雅貴「ねぇ、2人揃って無視なの！？」

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(久しぶりのこの感じ、好きだなあ〜…)

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