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結果は大惨敗
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習った通りにナイフを振りかざしてきた男性の腕を避けた後、掴んで捻り上げようとすれば逆に腕を掴まれ、その場に押し倒されてしまった。
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「弱いくせに調子乗りやがって……おい、」笑
『…何、』
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男がある一点を見つめて
気味の悪い笑みを浮かべる。
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パッとその方向を見ると
全身から血の気がひいていく感覚と、
それまでの冷静さを失った気がした。
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「あんた。歌手、やってんだなぁ？」笑
『っ、』
「っはははは！！急に顔色変えやがった。…まあいい、話は分かるな？」
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��大人しくしてねぇと、あんた。
一生歌えなくしてやるよ��
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『っ最低、』
「あ"？今なんつった？」
『…最低って言ったんです、このクズ』
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目を見てしっかりとその言葉を吐き出した次の瞬間、
耳元で大きく響いた破裂音と、鈍く痛みを感じた右頬
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「俺は優しいからなぁ！！1度目はこれで済ましてやるよ。…次舐めた口聞きやがったら、次こそお前の喉にこれをブッ刺してやる」
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��あぁ、この目は本当にやりかねない��
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そう感じとり、
今まで込めていた力をダランと脱力した。
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「…物分かりいいじゃねぇか。いい子だなぁ？」笑
『っ、』
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それからというものの、男になされるがまま。
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首を舐められ、耳を舐められ。
全身をベタベタと撫でまわされ。
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まるで人形のように、
ただ過ぎていく時間をジッと耐えた。
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「っはぁ、っはぁ…！これもっ、邪魔だ…！」
『っ…』
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ついに着ていたシャツを乱暴に引きちぎられ、
寒気がする程に露わになった肌
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バラバラと音をたてて散らばっていくボタンを
他人事のようにボーッと見つめていると、
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バンッ！！！！！！
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扉を蹴破られたような音が響き、
馬乗りになっていた男が飛び跳ねるように驚く。
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『っ、何で…』
壱馬「っ、A…！」
北人「A！！！」
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ドタバタと入ってきたのは、
額に汗をかいた壱馬と北ちゃんだった。
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いちごみるく。 - 更新頑張ってください!!! (2020年8月6日 13時) (
レス) id: 9f418f690e (このIDを非表示/違反報告)
RRR - はじめまして！お話とっても面白いです！次の更新楽しみにしてます！！ (2020年7月10日 11時) (レス) id: b030f7c735 (このIDを非表示/違反報告)
愁(プロフ) - Rabbitさん» ありがとうございます！完結に向けて頑張っていきます。 (2020年4月17日 14時) (レス) id: f769e44c11 (このIDを非表示/違反報告)
愁(プロフ) - ゆあさん» 読んでいただきありがとうございます！ (2020年4月17日 14時) (レス) id: f769e44c11 (このIDを非表示/違反報告)
愁(プロフ) - 兎さん» 読んでいただきありがとうございます！なるべく同じ頻度で更新していけるよう、頑張ります。 (2020年4月17日 14時) (レス) id: f769e44c11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愁
| 作成日時：2020年3月2日 16時
