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＊
誠一郎「っ奏、元…！」
『ごめんね、私が呼んだ。』苦笑
誠一郎「っ…」
奏「待って！！！」
.
立ち去ろうとする誠一郎を、奏は止めた。
.
奏「待ってるって、言ったのに…会いに来てごめんね、？」
誠一郎「…」
奏「誠一郎…！僕は、君の気持ちには応えられない。」
誠一郎「分かってる、
奏「っでも、嬉しかった…！」
誠一郎「！」
奏「人に思われて、気持ちが悪いわけない！」
誠一郎「っ…」
奏「それに…僕の側近は…っ僕の隣は、君しか有り得ないんだ！！」
誠一郎「…」
元「っ誠一郎さん。僕の器じゃ、貴方みたいな…っ完璧な第一側近にはなれないんです、！」
.
『…誠一郎。』ﾎﾟﾝｯ
誠一郎「！」
『…これだけ2人が、本音でぶつかってきたんだから。誠一郎も本音でぶつかりなよ』
誠一郎「…っ、」
『…後悔してからじゃ、遅いんだよ？自分の気持ちに正直に、素直にならないと。』ﾆｺ
.
誠一郎「……たい、」
奏「？」
誠一郎「っ戻りたいさ、君達の元へ。」
元「っじゃあ…」
誠一郎「でも…こんな僕が第一側近なんて、他の者がどう思うか
奏「っ、」ギュッ！！！！
誠一郎「っ！？」
奏「他の人達は、関係ない、！」
誠一郎「奏…」
.
誠一郎を抱きしめた、奏
.
誠一郎の目には涙が浮かんでいる。
.
奏「誠一郎が戻りたいと思ってくれるなら…っ、僕達はそれでいいんだよ、？」
誠一郎「…！」
.
困惑した様子の誠一郎に、
奏は身体を離して目を見つめる。
.
奏「誠一郎、戻って来て？」
誠一郎「っ僕…は…、」
元「…！」
.
誠一郎「戻れない、」
奏「っ、！」
元「そんな…、
誠一郎「……今、知識を深める為留学している。それが終わるまで、戻れない。」
奏「っじゃあ…！」
誠一郎「あぁ。…こんな僕だが、留学が終わるまで待っていてくれるか、？」
奏「っ勿論だよ！！！」
元「っっ誠一郎さん！！」ギュッ！！
誠一郎「！！！？」
.
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…！
.
抱きしめ合う3人に、贈られた拍手喝采
.
3人は恥ずかしそうに、とてもいい顔で笑っていた。
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作者名：愁
| 作成日時：2023年2月9日 17時
