HiGH&LOW THE LONELY GODDESS / 女神の願い篇２ (ページ2)

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集会。ページ2

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～♪～♪～♪

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～♪～♪～♪

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～♪～♪ ﾋﾟｯ

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『…も"しも"し、？』

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昨夜…というか今朝まで続いた飲み比べは、
しっかりと私の喉をガッサガサにしてしまった。

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＂良樹《…あ、悪ぃ。寝てた？》＂

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ろくに確認もせず出た電話は、
どうやら良樹からだったらしい。

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電話越しに聞こえた声は、少し心配気な様子。

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『…大丈夫、今起きようと思ってたから』

＂良樹《そっか、》＂

『どうしたの？何かあった…？』

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良樹が何もなくとも電話をかけてくるのは
夜の仕事終わりだったり、寝る前だったり。

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こんな朝に電話をかけてくるなんて、まず無かった。

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＂良樹《あのさ、今から鬼邪高。来てくんない？》＂

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『えっ…いいけど、』

＂良樹《あ、来れる？…良かった。》＂

『ねぇ、何かあっ…

＂良樹《あ、俺もう行かねーとだ。歩きでよろしくね。ほいじゃ、》＂

『え、待っ… ﾌﾞﾁｯ

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一方的に切られた電話は、無機質な音を立てている。

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(何だか落ち着いた声色だったけど…朝だから？)

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『…って、準備！早くしないと…！』

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バイトを始めたおかげもあり、
身支度を済ませる速さにより磨きがかかったんだ。

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まず歯磨き、洗顔をして…朝ご飯はいらないや。

服は雅貴に買ってもらったワンピースにジャケット、
髪は上で束ねて、メイクは薄らと。

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＂ニャァ～！＂

『ちび助～、ご飯ちゃんと食べてね』

＂ニャ！＂

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最近はおやつの味をしめてしまったのか、
普通の餌じゃ嫌がるちび助に特別メニューをあげて。

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携帯と財布を手に持ち、鍵を忘れずに。

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私は急ぎ足で家を出た。

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