HiGH&LOW THE LONELY GODDESS / 女神の恋路篇３ (ページ42)

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まずはAグループ

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奏「Aは最初に、何処へ行きたい？」

『うーん…お土産屋さんかな』

「「「「お土産屋さん？？？」」」」

『ほら、遊園地といえばカチューシャって感じでしょ？？だから…カチューシャ、つけたいかも。(皆の可愛い姿、ファンの人達も喜ぶだろうし)』

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事前に理事長に伝えられた
＂あくまでも王子達メイン＂の呪いの様な言葉(？)

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竜があまりいい表情をしないだろうと思っていたけど、
予想外にも奏と葵もピシッと固まってしまっている。

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奏「！」

竜「…」悩

葵「カチューシャ、ですか…」

『…駄目かな？』

星矢「いいえ？貴方の思うままにいたしましょう。」ﾆｺｯ

ピエール「俺も、Aが決めたんなら賛成〜！」ﾆﾔ

奏「僕、＂カチューシャ＂？初めてつけます！」

理一「ははっ、僕は幼少期の頃に数回。何だ雨宮…君はそんなに＂キュート理一＂が見たかったのか？」ｷﾗｯ

『？…竜と葵は、？嫌なら全然大丈夫だよ』苦笑

竜「っ…Aが選んでくれるんなら。俺はそれがいい。」

葵「僕もお願いします。恥ずかしながら、そういう物には疎くて…」照

『っうん、任せて…！』

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＂絶対に皆に合ったカチューシャを選んでやる＂と、
そう意気込んで周りとは少し違う面構えで店へと入った。

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奏にはネズミキャラのペアカチューシャ(果音にお土産)

竜にはダルメシアン柄のヘアバンド

葵にはネズミの帽子とサングラス

先生にはヘアセットが崩れると面倒なのでサングラスだけ

ピエールには季節のカチューシャとサングラス

星矢にはネズミのスパンコールカチューシャ

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『よしっ…！』

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各々に合ったカチューシャを選び終えて、
残るは私のカチューシャだけになった時

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竜「A」

『ん？』

竜「ん。…これ、つけてよ。」

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竜から手渡されたのは、竜とお揃いのヘアバンド

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『え、いいの？』

竜「！…Aが、嫌じゃなかったら。」

『全然！ふふっ、ありがとう』

竜「おう、」

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ちゃっかりお揃いのパスケースも2人で買って、
いざパーク内へと浮き立つ足で向かった。

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