☆ ページ35
＊
楓士雄「分かった、俺がしっかり終わらせてやるよ。
…A、司頼んだわ。」
『うん、』
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楓士雄から司を受け取り、手当てを始める。
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司「悪ぃな、」
『ううん。この後、皆で病院行かなきゃね』
司「…」苦笑
有剣「つーか、この状況でまだやるかねぇ」
轟「彼奴…何であんな奴の為に、」
司「…彼奴にとっては、そうじゃねぇんだろ」
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何度か互いに殴り合いが続いた頃、
須嵜の重いパンチが楓士雄の顎に入りパタリと倒れた。
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天下井「勝った…勝った、勝ったぞ！！俺の勝ちだー！！」
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それを見た天下井が私達に向かって騒ぎ立て、
須嵜の表情は浮かない。
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天下井「見たかお前ら！！！俺が勝っ…
楓士雄「……ゔっせぇな"ぁぁあ！！！！！！」
天下井「！」
楓士雄「よぉ…もう次で決めようか」
須嵜「負ける訳にはいかねぇ…っテッペンは、瀬ノ門がもらう！！！！」
��ゔらぁあ"ぁぁあ！！！！！��
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ﾊﾞｷｯ！！！！！！
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ﾊﾞﾀﾝｯ…
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倒れたのは、須嵜。楓士雄は何とか立っている。
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楓士雄「ゔあ"ぁぁあ！…悪ぃな、お前らにテッペンは譲れねぇ、！」
天下井「俺が負ける、？俺が…
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その時、天下井がナイフを取り出し
楓士雄に向かって走り出した。
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『っ、』
司「っ楓士雄！！！！」
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(間に合え…！！！！)
.
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ｸﾞｻｯ…！！！！
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楓士雄「お前っ、どうして…！」
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ナイフを手で握り、止めた須嵜の姿。
.
ﾊﾟｼﾝｯ！！！！！
.
天下井「っ！…、」
『やっと引っ叩けた。目、覚ましなよ。』
.
天下井の頬を一発引っ叩くと、
目が覚めたのかナイフから手を離す。
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作者名：愁
| 作成日時：2023年1月24日 14時
