HiGH&LOW THE LONELY GODDESS / 女神の恋路篇３ (ページ4)

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礼儀？ページ4

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翌日

〜ハワイアンカフェ〜

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最近見慣れない制服をよく見かけ、
絡まれる事も格段に増えた。

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店長「あの制服…カマ高か？」

『カマ高？』

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現に今、団体で来店した学生達も
この辺りでは見慣れない制服。

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店長「天道の山の向こうにある、＂鎌坂高校＂ってとこだな。」

『天道の山の向こう…(日向達がいる所か、)』

店長「あんな遠くから、わざわざ来てくれるなんて嬉しいなぁ！」

『ふふっ、ですね。』

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〈すんませーん！〉

『はーい！』

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オーダーに向かうと店内禁煙の文字が見えないのか、
平気でタバコを吸っている彼ら。

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人の事を言えた身ではないけど、一応バイト中の身だ。

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『すみません〜…店内禁煙ですので。吸われるなら、外でお願いします。』

〈あ"？〉

『だから、外で…

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(って、いやいや。未成年！)

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『えっと…未成年、ですよね？』

〈…ははっ、オネーサン。俺ら、怖くないの？〉

『いや、決まりですので。』

〈オネーサンさ、可愛いからって調子乗ると…痛い目見るぜｪ〉

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次の瞬間、顔にはかれた煙

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〈痛い目見たくねぇなら…今夜付き合えよ。〉

〈ｯギャハハ！！！今時ダッセェ！！！！〉

〈っあ"ぁ！？うっせぇ…

『最悪…』

〈…あ"？〉

『臭いし、汚いし…そもそも。肺に入れないで、ふかしてるだけなのバレバレ。』笑

〈っあ"ぁ！？テメェ…

「お"い！！！！」ｶﾞﾀﾝｯ

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次の瞬間、奥でテーブルを叩きつけた男。

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〈氷室さんっ、この女…

「テメェら、クセェんだよ。出てけ」

〈〈〈っ、〉〉〉

「…聞こえなかったかｧ？」

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すると＂氷室＂と呼ばれた男の一言で、
煙草連中は大人しく店の外へ出て行く。

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氷室「アンタ。悪かったなｧ？」

『いえ。…ご協力、ありがとうございます。』ﾆｺ

氷室「！…」

『ご注文、お決まりでしょうか？』

「氷室ｫ！ココ、パンケーキ有名らしいぜｪ！」

氷室「…じゃ、それで。」

「俺も！」

『かしこまりました！』

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中でも上層部らしき2人が残ったけど、
案外礼儀はいいようだ。

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