☆ ページ29
＊
ﾄﾞﾀﾝｯ
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有剣「あ"ー…到ー着。」
『(体育館の手前が手薄…？)』
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体育館がもう目の前だというのに、
敵はごく僅かしかいない。
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.
楓士雄「っ待ってろよ司ｧ…！」
轟「楓士雄！！」
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敵を一掃し 走り出そうとした楓士雄を、
轟ちゃんが何かを察知して止めた。
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すると、体育館の中から大勢の敵が出てくる。
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サボテン「おー！小田島ｧ！」
有剣「サボテン…」
「どけ、」
楓士雄「！！」
.
敵達を掻き分けながら、遅れて出てきた1人の男
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彼を見るなり 楓士雄の目の色が変わる。
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轟「彼奴が瀬ノ門の天下井か…」
『…』
天下井「お前ら、女連れてんのかよ？」
楓士雄「あ"？だったら何だよ」
天下井「ふん…くだらねぇ。女��ごとき��が、何の力になる？」ﾆﾔ
楓士雄「っテメェ…
『親の脛齧りが何言っても響かないけど？』ﾆｺ
天下井「あ"ぁ！？」
.
真っ向から進んで行こうとした、その時
.
ﾄﾞｯｶｰﾝ！！！！！！
.
後ろの壁が大きな音を立てて崩れていく。
.
有剣「何々…？」笑
.
巻き上がった煙の中、現れたのは…
＊
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作者名：愁
| 作成日時：2023年1月24日 14時
