HiGH&LOW THE LONELY GODDESS / 女神の過去篇 (ページ16)

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優しさ。ページ16

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数時間後

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店長「おはよー」

『おはようございます、お店お借りしてすみません…！』

店長「いいって！楓士雄はまだ寝てんのね、」笑

『はい…私が目を覚ますまで、ずっと起きてくれてたみたいで。』

店長「Aちゃん。本当、イイ奴捕まえたね？」ﾆﾔ

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店長さんがそう言うけど、
本当にそうだと私も思った。

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楓士雄「ふわぁ……んじゃあ、俺行くわ！」

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数分後、起きた楓士雄が欠伸をしながら言う。

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『本当にありがとう、楓士雄。』

楓士雄「いいって！また夜、会いに行くから。」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝｯ

『うん、…いってらっしゃい。』

楓士雄「へへっ、…いってきます！」

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楓士雄が仕事へと向かって、
私も気合を入れ直す。

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店長「大丈夫？まだちょっと顔色悪いけど。」

『大丈夫です！』

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ｶﾗﾝｺﾛﾝ～♪

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健太「ノリさーん！何かAの彼氏とすれ違っ…えーっ！Aいるじゃん！」

陸「身体大丈夫なの！？」

『はいっ、ご迷惑をおかけしてすみませんでした…！』ﾍﾟｺｯ

海青「いやっ、全然！」

健太「…店長〜、俺と海青でAの分も働くんで。今日A休みにしてくださいよ。」

店長「おー、いいぞ〜」

『え"っ、大丈夫ですよ…！』

健太「ダーメ。顔色悪いし。身体、大事にしないと！」

陸「何々〜？健太イケメンじゃん！」

健太「えっ、今更ですか？」笑

海青「Aちゃん、店の事は気にしないでいいから。今日はゆっくり休んで！」

『っ皆さん…、』

陸「大丈夫大丈夫！今日そんなに忙しくないでしょ！」

店長「おいっ！」笑

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『…すみません、ありがとうございます。』

健太「はいはーい♪」

陸「お大事にね！」

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過保護兄弟。→←事実。