17人目の真実＃2 (ページ15)

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樹さんの住むマンション付近のスーパーに下ろしてもらい
ハットを目深に被ってしっかりマスク。

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＂マネ「じゃあ、バレないようにね〜」＂

『「「はーい」」』

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樹「何食べる？」

『鍋食べたい…！』

慎「あ、俺も。」

『樹さんの家って、鍋あります？』

樹「あー、あるよ。北人さんと前に料理器具全般買いに行ったんだけど、殆ど新品のまま。」笑

『おー、じゃあ今日がデビュー日だ。』笑

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適当に鍋の材料をポイポイッとカゴに入れていくと、
横から慎が何も言わずにカゴを持ってくれた。

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帰りには両手に抱える程の荷物になってしまい、
重たい袋から2人が持ってくれて私の荷物はゼロ。

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ﾋﾟｯ

樹「ただいま〜」

『おじゃまします、』慎「おじゃましまーす」

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樹さんと慎の後に着いて行くと、
マースがノソノソとお出迎え。

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『マース…！久しぶり〜』戯れる

慎「かわいい…」

樹「ﾌﾊｯ…漏れてる、声。」

慎「！」

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振り向くと慌てて口を手で塞ぐ慎にハテナが浮かぶ。

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樹「そういえばA、明日朝早いんでしょ？」

『あ、はい。』

樹「先に風呂入って来たら？俺とまこっちゃんで、鍋作っておくし。」

『…作れます？』心配

樹「心配しなくても、鍋くらい作れるから」笑

『へへっ…じゃあ、お願いします。』

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数十分後、闇鍋が完成する事を知らない。

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