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『ん…』
慎「…起きた?」
『うん…寝過ぎた?』
慎「いや、10分ちょっとくらい。」
『そっか…大分スッキリしたかも。ありがと。』
慎「…あんま無理、しないで。」
『ごめんね、』
慎「…ん。」
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慎と共にメンバーの和の中へ戻ると、再び始まる練習
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今度は振りもスムーズに頭の中に入り、
何とか一日で覚えきる事ができた。
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力也「…じゃあ、これで終わり。お疲れ様です」
「「「「お疲れ様です!」」」」
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翔平「A!明日の予定は?」
『明日は〜…昼から雑誌の取材と撮影で、それから夜にインスタで配信予定ですね。』
北人「朝は空いてるんだ?ゆっくり休みなよ?」
『はい、ありがとうございます。』ペコッ
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どんどん帰って行くメンバーの中で、
いつもなら真っ先に帰る樹さんが残っている。
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樹「Aさ、ウチ来る?」
『えっ』
樹「いや、前に1人じゃ中々寝つけないって言ってたから」
『…いいんですか?』
樹「いいよ。俺明日オフだし、ゆっくりしてって。」
『ありがとうございます、』
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樹さん宅、アロマとか焚いて良い匂いするし。
とにかく落ち着く雰囲気で好きなんだ。
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急いで荷物を片付けていると、
入口からヒョコッと慎が顔を出す。
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慎「A?帰んないの?」
『今日ね、樹さん家泊まる!』
慎「……」
樹「…まこっちゃんも来る?」笑
慎「っいいんですか!」
樹「ふふ、うん。」笑
慎「やった〜…帰りスーパー寄りましょ!」
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何だか意味ありげな笑みをうかべる樹さんと、
ルンルンな慎に挟まれてスタジオを出たのだった。
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作者名:愁 | 作成日時:2022年9月23日 19時