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episode10 ページ10
侑side
あの日からずっと、Aは部活に顔を出していない。
俺が何かやったんじゃないかって、
傷つけたんじゃないかって、
あれこれ思いを巡らせるけど、
結局思い浮かぶのは2人で笑った時のこととかふざけあった時のこととかばっかりで、
『失ってから気づくとか、だっせぇ。』
頭を抱えてそう呟いた。
俺たちは結構上手くいってたと思う。
クラスメイトからも
｢お前どうやってA捕まえたんだよ｣
とか聞かれたし、俺の自慢の彼女だった。
ずっと続くんだろうなって、
そうであればどれほど良かったんだろうか。
もう隣に、彼女はいないのに。
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美音 - めっちゃ面白かったです！！！ (12月19日 11時) (
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作者名：米良 x他1人 | 作成日時：2022年12月2日 16時
