episode25 ページ25
次の日、私は学校を休んだ。
2人の顔を見るのが怖くて。
どんな顔をして教室に入ればいいんだろうか。
ズル休みをするタイプではなかったけど、私はこの日初めてズル休みをした。
宮侑A
宮侑今日学校来てないん?
宮侑放課後、家行くな。
角名が心配してLINEをしてくれたのだろうと思ったのだが、
LINEを送ってきた相手は予想外の人物で。
“な、んで、”
“昨日はほかの子といたじゃん。”
“どうして、なんで今更LINEなんて”
ぐるぐると悪いことばかり頭に思い浮かぶ。
なにも思い浮かばないまま、授業の時間は終わり、
今頃部活も終わったんだろうなと、
宮侑今から行く
辛いのに、
なんで私は侑くんのLINEを待っているのだろう。
87人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美音 - めっちゃ面白かったです!!! (12月19日 11時) (レス) @page50 id: 53ab2de676 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:米良 x他1人 | 作成日時:2022年12月2日 16時