今日:5 hit、昨日:10 hit、合計:36,562 hit
小｜中｜大
episode16 ページ16
侑side
『私も侑くんのことが好き』
“やっぱそうやん。”
“まだ俺の事見ててくれとるやん。”
『だけどね、』
『自分の方が大切かも。』
俺は、Aの抱えている辛さを、何も分かっていなかったのかもしれない。
『だからもうこれで本当に終わりにしよう』
『バイバイ、侑くん。』
いざその言葉を言われたらあまりにショックで立ち直れる気がしない。
Aが体育館から出ていったあと、北さんは俺が話を遮ったことをもう一度触れようとはしなかった。
『自分の方が大切かも。』
Aの言葉がフラッシュバックする。
何言ってんねん。
そんなん当たり前やろ。
俺だって自分のことが大切やし、
みんな口先ではいい子ぶるけど、結局1番は自分や。
Aは俺に何を言いたかったやろか？
俺のポンコツな頭を捻らせろ。
ふと、とある人物が思い浮かんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 87人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美音 - めっちゃ面白かったです！！！ (12月19日 11時) (
レス) @page50 id: 53ab2de676 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：米良 x他1人 | 作成日時：2022年12月2日 16時
