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＿＿1話目 ページ3
Aside
キーンコーンカーンコーンと耳にタコができるくらい聞きなれたチャイムが耳に響くとフワッと金木犀の少し甘い匂いが鼻をつく
馨「A、起きなさい…」
A『えぇ〜馨がチューしてくれたら起きるかも……』
馨「何言ってんのよ……てかあんた学校に何しに来てんの？１時限目から５時限目までぶっ続けで寝て……」
呆れる馨もキレイだな……
馨「おいバカタレ聞いてんのか」
バシィッ！と私の頭を叩く馨の表情からは苛立ちが見えた
まあまあ痛い……
A『何もシバくこと無くない？』
馨「アンタが聞かないのが悪いんでしょ？」
一見ニコニコと笑っている様に見えるが私には分かる……この笑顔はまぁまぁ怒ってるヤツだと…
A『あ〜馨チャン？何か奢ってあげるから許して？ね？』
私は馨にニコッと笑いかけると馨は はぁ…と溜息をつきながら 次は許さないからね？とフワッと笑う
何だかんだ言って許してくれる馨優しい…
ーーーーーーーーーー
追記！
学校とか外に出かける時はAちゃん男装してます
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作者名：もなかこし餡派 | 作成日時：2021年8月10日 5時
