鬼殺隊闇柱 魔法の世界で鬼を狩る

闇柱と師匠 ページ9

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捨てられて早、16年。

私は16歳になりました。


え、早くないかって？しかたない(









「あ、A。帰ってきましたか。」




『…はい。ただいま帰りました。師匠。』












あの日、私を拾ってくれたのは町外れメリアドール医院を営んでいる、メリアドール・エイミーという女性だった。


今では私に体術を教えてくれる、師匠であり保護者でもある。



…ちなみに、年齢不詳らしい。







『…また、なにを買ってきたんですか。』









師匠の手には少し大きなぜんまいがあった。






「ふふっ、これは命のぜんまいと言って、対象者に刺して使用する伝説級の道具ですよ。」





『…また、変なものを買ってきたな、』






「なっ、変な物ではないですよ」









…師匠はよく魔法アイテムを買ってくる。見た目は、まぁ…かなり物騒だが、




まぁ、その魔法アイテムで助かる人は多いのだが、。








「その刀も、私の魔法アイテム収集癖があってこそなんですから、感謝してくださいね。」






『…わかっていますよ。』







…そして、たまにいい物を買ってくる。



その例として…_










『師匠が私の誕生日に日輪刀を買ってくるなんて、想像もしてませんでした。』










日輪刀。

鬼を滅する方法は2つしかない。

そのうちの一つが日輪刀。




鬼殺隊隊士は、日輪刀と呼吸を用いて鬼を滅する。







師匠が日輪刀を買ってきたのが、2年前。

ちょうど、私が14歳になった誕生日にプレゼントとして買ってきた。



いや、弟子の誕生日に刀はなかなかだと思うが…。




誕生日に日輪刀を渡されたおどろきも凄かったが、1番は









『(まさか見た目が、前世で使ってた頃とまんまなんて…)』








「ふふっ、あ、そういえばあの人が来てますよ。今の魔力をみたいと。」






『…あぁ。わかりました。』












私は生まれた頃には魔力がなく、魔法が使えない魔法不全者だった。



だけど、今は多少ながら使えるようになっている。


その理由は…_


















『お久しぶりです。

ウォールバーグさん』











「フォッフォッフォッ

元気じゃったか？A・エイミーよ。」

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