鬼殺隊闇柱 魔法の世界で鬼を狩る

闇柱はお口が悪い ページ22

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『…たしかここら辺から、っ』






声が聞こえた場所に向かおうとする道に、1人の女性が長いスカートを走りずらそう引き摺り、ヒールで必死に走ってきていた。






「っ、きゃ…！(転んじゃ…っ)













…っ？」









『大丈夫ですか？』










私は、転びそうになった女性を下から支えた。

さっきの悲鳴はこの人からか…？












「ぁ、あ、ありがとうございます…っっ、」





『先程、悲鳴のようなものが聞こえたのですが、大丈夫ですか？』






「っ、た、助けてください！！へ、変な"バケモノ"が…！！！」








バケモノ…。きっと鬼だろう。世間は鬼の存在も知らなければ、見た目も知らない。初めて見たものは、バケモノか魔物と鬼を例える。









『…そいつは今どこにいますか？』


「あ、あっちの！私が走ってきた方向です！！！

今、神覚者様達が戦ってるの…！だ、だけど太刀打ちできなくてっ、お、お願い！！助けて…っ」




『大丈夫です。私が何とかします。

とりあえず、この御守りを持って家に帰ってください。この御守りが貴方を守りますので大丈夫ですよ。』



「っ、あ、ありがとうございます。貴方もどうかお気をつけて…っ」









そういい、女性は家の方へ走っていった。







『さてと、行くか。』







にしても神覚者か…。厄介だな、



神覚者が鬼と対峙しているということは、きっと鬼のことも大事になるだろう…。






…、そうなる前にあの秘伝の薬を使うか、

「ｹﾋｹﾋｯ、若い男が2人もいるぞ…!!」





『！！』













聞こえた。高い声でド屑のセリフをほざくクソ野郎を。
















「あぁ!しかも魔力も高い高い!!!ご馳走だなァ!!」













『…2体居るのか、』









…、奥にいる人影は神覚者のお2人だろう。



長時間戦っていたのか、魔力も体力も憔悴しきっていた。


、倒すのに時間はかけてられない。一気に2体倒す。






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魔法界コソコソ話



夢主はクズ野郎を見つけると口が悪くなります



『…しのぶさんが、屑を見つけたらゴミを見るような目で見てもいいと仰っていましたから。



それに、師範もいたずらに人を傷付ける人にはきゅんとしないと言っているので。

師範がきゅんとしないやつは糞なのでおーるおっけーです。』

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