闇柱と恋柱 ページ14
会話中心
➷ ➷ ➷
「それはね…、鬼殺隊に入っていなくて、こんな強い力もなくて、大食いでもなくて、ただただ、そこら辺にいる女の子になりたいの。
好きな人と一緒に居て、お付き合いして、結婚して…赤ちゃんができて……。
平和な日常を、好きな人と過ごしたい。」
そう話す師範は、だれかを想像しているようで…_
まぁ、きっとおおかたあの蛇柱だろうけど、
『…別に、それ来世じゃなくても良くないですか。』
「…ぇ？」
『その夢、今世で叶えたらいいじゃないですか。
好きな人と。きっと、出来ますよ。』
少し微笑みながら私は話す。
不安げな師範を励ますために。
出来なくなりそうでも、私がきっと…きっと叶えてみせます。
師範のためならこの命…_
「っ、ほんっと私の弟子は可愛いわぁ〜！」
『ぅぐっっ』
「そうよね！！転生した後じゃなくて、今世で叶えたらいいわよね！！添い遂げる殿方を見つけに鬼殺隊入ったんだもの！絶対見つけないとっっ」
いや、あなたもう見つけてるでしょ…！！！？
『し、はん…っ、くるしっ、抱きつかないで…くださっ』
「はぁっ、あらやだ、！また私…！だ、大丈夫！！？」
『だ、大丈夫です…。』
にしても、添い遂げる殿方か…。私はそういうの考えたことなかったな。
「え？！ないの？！」
『えっ、声に出てました、？』
「Aちゃん！無一郎くんとかどうかしら！！？」
え？無一郎くん？
『えっ、どうしてまた急に、』
「あ！冨岡さんもいいわね…！！あぁ、けど不死川さんも…っ」
冨岡さんに、不死川さん…？ん？
『ちょっ、ちょっと待ってください！なんで、そんなに皆さんの名前を…？！』
「え？Aちゃんの将来のお婿さん候補よ…？」
『…え"、な、な、なんで急に…。
てか、そんな勝手にお婿さん候補なんて作って…。
知られたら私が殺されるので辞めてください。』
「えぇ、？！ないわよ！だってみんなあなたの事を…っ」
そういい、途中で言うのを辞めた師範。
『…？私の事がなんですか？』
「い、いや！なんでもないの！気にしないで！」
顔の前で手をブンブン振る師範。
怪しさ全開なんだけどな…。
「そ、そういてば！Aちゃんは、転生したらどんな人生を送ってみたい…？！」
…………転生したら、か。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 200人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天然水から生まれた天然バカ(プロフ) - チェルさん» 大丈夫です！逆ハーものなので、ランス君にフィン君ドット君レイン君…様々な人から好かれるので少々お待ちください👍 (4月6日 10時) (
レス) id: 7a4ee4e27c (このIDを非表示/違反報告)
チェル - ランスくんとかにも好かれていてほしいです！！ (4月6日 10時) (レス) @page49 id: 76da9f0884 (このIDを非表示/違反報告)
さくら。(プロフ) - 天然水から生まれた天然バカさん» 初めまして、面白いです。体調にも気をつけて頑張ってください。あの私はあやなみ。さんの妹でいつも姉がお世話になってます。今後ともボードの方とか会話とか宜しくお願いします。ボードの返事とか今返せるなら返せる時で平気なので。応援してます (3月29日 8時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
天然水から生まれた天然バカ(プロフ) - ゆゆさん» 良かったですっっ、内容すっかすかだろうに…面白いと思ってくれて本当に嬉しいです！これからもがんばります！💪 (3月27日 20時) (レス) id: 7a4ee4e27c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - めちゃめちゃ面白い作品ですね！無理のない程度に投稿頑張ってください！応援してますっ！ (3月27日 18時) (レス) @page31 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：天然水 | 作成日時：2024年3月22日 22時
