If the snowman… (ページ23)

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向井先生の時にもちょっと話したけど、
めちゃくちゃ浮いててさ。

慣れない土地で、知らない人ばっかで。
話をすると、やっかみ？嫉妬？悪口？を言われて。

結構しんどくてさ

でも、

お母さんは夜勤が多いし、
お父さんは朝早く出て、夜遅くに帰ってくる。

みんな大変で。心配かけたく無い。
そう思って、何も言えなかった。

そんなときに気づいてくれたのが、蓮くんで。

私が小4の時には、蓮くんは高校生で。
部活が終わって疲れて帰って来ても、
ちゃんと私の話を聞いてくれて。

黒「Aは何も悪くないから。
　話し方なんて人それぞれだし。
　それがAの個性だから。気にしなくて良いよ？

　話し方だけで嫌がらせするのがおかしい！
　Aの中身を何も知らないくせに。
　そんなやつの事なんてほっときな。
　Aが傷つく必要なんて無い！

　A？
　しんどいって言っても良いんだよ??
　もしさ、
　言いにくいんだったら俺が話聞くから。」

いつも優しい蓮くんが、
めちゃくちゃ怒ってくれた。

びっくりしたけど、
ストレートな言葉がすごく嬉しかった。

A「ほんとにあの時はありがとう。
　蓮くんがさ、
　気づいて話聞いてくれて無かったら…って思うと、
　多分私、大変なことになってたと思う笑」