死の香り。 ページ49
スバル｢A？｣
甘い甘い、血の香り。
とても濃い、血の香り。
死の香り＿＿＿＿＿
暗闇の中、Aの身体を見る。
血だらけで、その血は今でも滴り落ちていた。
スバル「お、おいっ！」
これだけの血の匂いだ。
平気なはずがない。
Aに駆け寄る。
近くに寄れば寄るほど、血の匂いは濃くなり、渇きも強くなった。
けれど、それよりも恐怖のほうが強かったと思う。
Aが死んでしまうのではないか。
また、大切な人を失ってしまうのではないか。
そんな言葉が、脳裏をよぎる。
スバル「なあ、死なない、よな・・・？」
A「死ぬといったら、どうする？」
冗談には聞こえなかった。
本当になってしまいそうで、怖かった。
A「大丈夫だよ。それもすぐ、忘れるから。
恐怖なんて一瞬でなくなるから。」
隙をつき、押し倒された。
俺は、何もできなかった。
触ってしまえば、この身体は粉々に砕けてしまうのではないかと怖かったから。
A「そう。
お人形は言いなりになっていればそれでいいの。」
その言葉を聞いて、一気に冷静になった気がした。
Aの頬に手を添える。
優しく、壊さぬように。
A｢何？この手。｣
その瞬間、スバルの顔がぼやけた。
懐かしい、この手。
どうして、懐かしいって思うのかな。
忘れちゃったからか。
あんなに大好きだったのに、愛していたのに・・・っ。
その穴は埋められないの。
私は顔も分からない貴方にどうやって恋をしたのかしら。
どうやって恋をして、どうやって愛されたの？
A｢貴方の顔は、私の愛した人に似ているのでしょうね。｣
だってそうでしょう？
そうじゃなければ、涙なんて溢れないもの。
この手も、私を見る瞳も、知ってるのに、覚えてないの。
A｢スバルの顔も、忘れちゃうのかなぁ。
・・・！？
・・・なんで、抱きしめるの？｣
スバル｢・・・好きだ。｣
‐‐‐‐‐‐‐‐‐
テストが終わりましたので、更新、再開させていただきます(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ
A｢ちなみに、点数は？｣(。-∀-)ﾆﾔﾘ
作者｢ま、まあまあですよ〜。｣( ;ﾟ³ﾟ)
A｢本当は？｣(*´ω`*)
作者｢理科死にました。｣(￣^￣゜)
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厘堊(プロフ) - わざわざありがとうございます(っω<。)私もググッたんですけど載っていなくて・・・。なのでリヒターの髪の毛の色からDark greenにしてみました(´▽｀) (2016年12月31日 15時) (
レス) id: e532563397 (このIDを非表示/違反報告)
さん - リヒターのイメージラーググったけどイメージカラー載ってなかった… (2016年12月31日 14時) (レス) id: dc66f8082f (このIDを非表示/違反報告)
さん - Σ(ﾟ◇ﾟ；)か！ (2016年11月25日 22時) (レス) id: dc66f8082f (このIDを非表示/違反報告)
厘堊(プロフ) - そうなんですよ！刀剣乱舞やってると社会嫌いな人も好きになれると思います！けれど地理の平野（へいや）を平野（ひらの）と読んでしまうのが難点w (2016年11月24日 18時) (レス) id: e532563397 (このIDを非表示/違反報告)
さん - 刀剣乱舞で全部うめれたんやスゲー!! (2016年11月24日 7時) (レス) id: dc66f8082f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沫‐Tubaki‐ | 作成日時：2016年10月16日 11時
