日常8 ページ9
順平side
いつの時代も"いじめ"は存在する。
でも、そこにさして特別な理由は存在しない。
強いて言うなら、せいぜい"気に食わない"程度…。
思い通りに行かないから？気に触ったから？？
そんなの、自分の感情もろくに制御できてない奴らの言い分だ。
笑う人、泣かされる人…そしてそれを見て見ぬふりをする人。
解ってくれる人なんかいやしない。
居たとしても、もう人なんて信用出来ない…。
けど＿＿
・
《真人「俺は順平の全てを肯定するよ」》
・
あの言葉に、僕は救われた。
＿＿＿＿
＿＿＿
＿＿
Aside
「で？車椅子の俺も何で隠れるんですか？？((ﾑｽｯ」
さっきの伊地知さんの言葉に完全に拗ねた俺は、渋々吉野順平への接近作戦に参加している←
伊地知「呪霊を放つ前に、薫衣くんには車椅子で彼に近づいてもらいます。
そしてもし彼が祓った場合、拘束のサポートをと思いまして…;」
「要するに隙を突くってことですか、場合によっちゃ囮ってことですねあーはいそうっスかわかりましたー」←←
虎杖「めっちゃ機嫌悪い…;」
「るっせーよゴリラチンパンユウジー」←
虎杖「(ゴリラチンパンユウジー！？;)」
俺だっていつかお前より、筋肉ムキムキで腹筋割れてるようになるんだよ！！(泣)←
伊地知「ﾊｯ!))
いましたよっ！薫衣くん、お願いします！！((ｺｿｯ」
と、伊地知さんが見つめている先には、確かに吉野くんの姿が…
よっしゃやったるぜ
乗り気しないけど()
ｶﾗｶﾗｯ))
彼との距離は少しあるなぁと思う程度…
まぁこのスピードなら違和感なく追いつけるだろう。
吉野「ｯ;」
彼は突然歩みを止めた。
少し疑問に思ったので、俺は近づくペースを若干落す。
見ると、体が横にデカい中年男性1人が吉野くんの家の前に立っている。
幸い、周りの騒音は聞こえないので2人の会話が少し離れていても聞こえる。
男性「聞いたか？佐山・西村・本田亡くなったって…オマエ、仲良かったよなぁ」
何だ教師か。
その発言の内容からして事件の話だろう。
にしても被害者と仲良かったのか…
と思ったが、吉野くんの雰囲気的に違うとわかる。
吉野「〜〜〜ｯ！！」
何かをブツブツと呟いているが聞こえない。
すると＿＿
ﾋﾟﾘｯ))
「！」
呪力の気配…！
それの矛先はこの教師に対してであることは明白。
間違いない。
殺す気だ
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驟雨(プロフ) - なえさん» ありがとうございますｯ！！励みになります！ (2021年5月14日 15時) (
レス) id: e9ffa1a143 (このIDを非表示/違反報告)
なえ - めっちゃ面白いです！更新楽しみにしてます(^^)v (2021年5月13日 21時) (レス) id: 6b7be41b16 (このIDを非表示/違反報告)
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