日常4 ページ5
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in安全地
家入『人間だよ』
全「……」
あれから呪霊を補助監督に渡し、家入さんに調査を頼んだ。
そして今、連絡を受け取っているところである。
家入『映画館の3人と同じだな。呪術で体の形を無理矢理変えられている』
七海「それだけなら初めに気づけますよ。私達が戦った3人には呪霊の様に呪力が漲っていた」
家入『そればっかりは犯人に__』
薄々わかってはいた。
けどこうも認めたくないものを確信づいて言われてしまうと…
"「ウーノ、サーノ。殺るぞ」"
「ッ」
数十分前の自分の行動、そして言動に腹が立つッ!
家入『__そうだ、虎杖と薫衣は聞いているか?』
虎杖/A「あっ、ウス/はい!;」
呼ばれたから咄嗟に返事したけどほぼほぼ聞いてなかった;
家入『コイツらの死因はザックリ言うと、体を改造させられたことによるショック死だ。
君らが殺したんじゃない』
「!」
家入『その辺り、履き違えるなよ』
虎杖/A「はい…」
家入さん凄いなぁ、ちゃんと俺らのことも気を使ってくれてる。
七海さんはプツッと電話を切る。
虎杖「どっちもさ、俺にとっては同じ重さの他人の死だ…。でもこれは…ッ
趣味が悪すぎだろ…!」
悠仁からピリッとした空気が漂う。
優しすぎる悠仁がこれで怒らないわけがない。
少年院のときも他人優先してたし…。
悠仁の優しさってたまに呪いかよって思うくらいに重いって感じる時がある;
七海「あの残穢自体ブラフで、私達は誘い込まれたのでしょう…相当な殺り手です。これはそこそこで済みそうにない。
気張っていきましょう」
虎杖/A「応!/はい!」
家入さんから言われた言葉…「君らが殺したんじゃない」と言われたとき俺は安堵した。
けど、その言葉に甘えちゃいけないッ
この任務で俺はきっと…
いや、絶対にこの手を誰かの血で染める事になる。
被害者にとって何が幸せかを考えろ。
俺の辛さは後からでも背負えるだろ
何年自分に嘘をついてきたと思う。
こういうの、得意なんだからさ
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NOside
夏油「ククッ♪見つけた…!」
ここに僧衣を着た男性が1人。
彼が見つめる先には薫衣A。
真人「なに?何か面白いものでも見つけたの?」
夏油「昔に偶然出会ってね…この子は面白いよ。真人も楽しめるだろう」
物語は少しづつ歪み、僻み…
そしてズレていく__
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驟雨(プロフ) - なえさん» ありがとうございますッ!!励みになります! (2021年5月14日 15時) (レス) id: e9ffa1a143 (このIDを非表示/違反報告)
なえ - めっちゃ面白いです!更新楽しみにしてます(^^)v (2021年5月13日 21時) (レス) id: 6b7be41b16 (このIDを非表示/違反報告)
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