日常10 ページ11
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in土手
ｶﾗｶﾗｯ))
あれから土手があると紹介されたので、悠仁に車椅子を押してもらいながら場所を目指した。
「川、綺麗…」
ポロッと呟いてしまう。
水面が夕日に照らされて、キラキラと光っている。
吉野「そうだね…ここら辺でいい？」
虎杖「おう！綺麗だし静かだし、話しやすい！」
「んじゃ階段に座って話そうぜ」
そう言って俺は車椅子から立つ←
吉野「えっ！？;」
「何やってんの？早く座ろうよ」
吉野「(君がなにやってんだよ！足は！？その車椅子は一体なに！！？;)」←←
あっ、そうだ足が悪い設定だったや()
虎杖「こいつ普通に歩けるから大丈夫！」
吉野「だろうね、でなきゃ立ってないもん;」
「はぁ〜;」と吉野くんはため息をつきながら階段に座る。
ｽﾞｽﾞﾝ…))
「？」
虎杖「アレ？今ちょっと揺れた？」
吉野「そうだね…震度2くらい…？」
丁度座った時、地面が少し揺れた。
まぁ地震国だし、今更だから気にせずに話を進めたいのだが……
困ったことに俺達が事情聴取をしていいのかがわからない。
「伊地知さんに連絡入れたほうがいっか」
虎杖「今やってるー」
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙｯ))
・・・
虎杖「ダメだ伊地知さん出ねー;もう俺らが聞いちゃっていいかな…;」
「え〜;」
吉野「？」
聞いていいだろうけど正直こういうのは初めてだからよくわからない…。
一応 吉野くんの身柄をどうするかは大人の人達に権利があるものだし
子供の俺達が言っていいのかどうか…;
虎杖「あーっ！！もういいや聞いちゃえ！！」
俺と同じく考えていた悠仁は吹っ切れたようにそう言う。
虎杖「なぁ、この前オマエが行った映画館で人が死んでんだ」
吉野「！」
「そんなバカ正直になんなくても…！;」
虎杖「だって俺こういうのわっかんねーもん！！;」
だとしてもすっげぇ直球勝負してんぞお前！！
虎杖「んで、なんか見なかった？こういうキモイのとか…」
そう言って蠅頭を吉野くんに見せる。
吉野「いや、見てないよ。そういうのハッキリ見える様になったの最近なんだ」
だろうな、関わっててもそんな質問の仕方じゃ言わねぇよ！！
虎杖「そっかぁ…」
いや、そっかぁじゃねぇだろ！;←
「はぁ…;
最近ならきっかけがあると思うよ。そのきっかけが今回の事件だったりしないの？」
吉野「ｯいや、わからない…」
吉野くんの反応が一瞬遅れる。
絶対関わってんなコイツ…
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驟雨(プロフ) - なえさん» ありがとうございますｯ！！励みになります！ (2021年5月14日 15時) (
レス) id: e9ffa1a143 (このIDを非表示/違反報告)
なえ - めっちゃ面白いです！更新楽しみにしてます(^^)v (2021年5月13日 21時) (レス) id: 6b7be41b16 (このIDを非表示/違反報告)
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