24.曖昧な記憶 ページ25
その後、炭治郎は自分の分だけではなく、俺と禰豆子の分も完食した。
炭「ご馳走様でした!美味しかったでぇす!!」
店主「わかりゃいいんだよ!わかりゃあ!毎度ありぃ!」
店主がうどんを作っている間に、さっきの出来事を聞いた。
「お前って出会い運いいよな。」
炭「んん〜…そうでも無いと思う。普通だよ;」
いや、いいだろ。そんなタイミング良く救世主が現れるか。
クイッ))
炭「おっ、どうした?禰豆子」
禰豆「………」
禰豆子は警戒している様に見えた。
視線の先へと目をやると、そこには少年がいた。
炭「待っててくれたんですか?」
?「お前を連れてくる様に、あの方に言われたんでな。」
炭「俺は匂いを辿れます。」
?「目眩しの術を掛けている場所に居るんだ…。辿れるものか。」
目眩し……
「僕は行かない方がいい。ってことね」
?「あぁ、そうだ。話が早くて助かる。」
炭「えっ…?」
「僕も行くと、鬼にバレる可能性が大になるんだよ。」
炭「でも…(それじゃぁAが可哀想だ。)」
「炭治郎、行ってらっしゃい( * ॑ ॑* )♪」←
炭「(あっ、悲しむどころか喜んでる匂いがする…;)」
久しぶりの1人…!!
この気を逃す訳にはいかない!!
そうして、2人は俺を残して行ってしまった。
さぁさぁさぁ……俺はどうするかねぇ。
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パチンッ))
指を鳴らし、下を呼んだのは、鬼の核である存在、鬼舞辻無惨。
鬼舞辻無惨に従い、"3匹の鬼"が来る。
鬼舞「耳に花札の様な耳飾りを付けた、鬼狩りの頸を持ってこい。
いいな?」
?1「御意。」
?2「仰せのままに。」
?3「………。」
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in街中
俺は適当に歩きながら、今晩どうするかを考えていた。
金が欲しい……
………
俺の頭に1つの案が浮かぶ。
いや、身体はなるべく売りたくない。
偶に無理矢理な奴が来る…。
そして何より、今そんな気分じゃない((
「ん〜…;」
トンッ))
「あぁ、すみません。」
?3「ジー…))」
「あの…?」
何だこの男……
謝りもせず、何故か俺の顔をジーッと見ていた。
しかし、不思議と悪い気はしなかった。
寧ろ懐かしい様な__。
?3「ニコッ))」
「ッ」
男は微笑み、人混みに消えていった。
俺はその笑顔を知っている気がした。
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驟雨(プロフ) - 赤い黒さん» えっ…なってました!?直しますね!! (2019年8月22日 0時) (レス) id: e9ffa1a143 (このIDを非表示/違反報告)
赤い黒 - お初です!あの、少し質問いいですか?2の炭治郎のセリフで「いいですよそな」は、「いいですよそんな」に直さないのですか? (2019年8月20日 23時) (レス) id: 089e056dc6 (このIDを非表示/違反報告)
驟雨(プロフ) - まーねーさん» ありがとうだゾ!頑張ります!! (2019年8月7日 19時) (レス) id: e9ffa1a143 (このIDを非表示/違反報告)
まーねー - コメント失礼します。こういう話大好きだゾ!頑張って下さいね。 (2019年8月7日 19時) (レス) id: 038c401b6a (このIDを非表示/違反報告)
驟雨(プロフ) - レイナ丸さん» こちらこそありがとうございます!頑張ります( *˙ω˙*) (2019年8月6日 14時) (レス) id: e9ffa1a143 (このIDを非表示/違反報告)
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