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『開始1分前でーす。ではここで歌姫先生のありがたーい激励のお言葉を頂きます「はぁっ?!え…えーっと……」』


試合のホイッスルはどうやら両方の先生がするみたいだ。

五条先生と庵先生の声が聞こえる。


何をやってるんだあの人たちは…


『あー…ある程度の怪我は仕方ないと思いますが…そのぉ……時々は助け合い的なアレが…『時間でーす』

ちょっ!!五条!!あんたねぇ…』


本当に何をやっているんだ。


『それでは姉妹交流会』



「東堂はどこだ」

「なんで私が知ってると思ったの」

「(仲良くしようよ)」



『スタァ────────トォ!!!!『先輩を敬え!!』』



『ピーッガガッ』


「イチロー!!?」

「アホくさ」



なんて締りのない始まりだろうか。


だけどそれでいい


「A、落ち着いたか」

「うん、バカたちのおかげで」



私は私のできることをやろう。

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作者名:久遠 | 作成日時:2020年12月27日 1時

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