＿＿イレギュラーな思い出を君と【反応集&短編集】

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『…ないくんと付き合って、毎日がとっても楽しかったの。ずっと私の片想いって思っていたしね。

ないくんが歌い手をするって聞いてから、応援しようって思ったの。ないくんがやりたいことなら反対するのは違うって。彼が目指す夢を私は誰よりも近くで応援したいって思ったの。

だから…分かってた。
これからとても大変になること。活動も仕事もライブも、今は会社まで立ち上げて、リーダーとして、社長としてとても忙しくなることも。
＿＿＿＿＿そんなことくらい分かってた。…はずだったんだけどなぁ、

今になっても遅い…かな、

毎日がとても寂しいの。
家に帰っても、誰もいない。
ご飯も一緒に食べれない。
休日にデートもできない。
一緒に寝ることもできない。
今日あったことや、たわいのない会話もできない。

そんな生活に嫌気が差してきちゃって、


今日、そのとどめをさされちゃった』

いつの間にか私の頬からは涙が流れていて、

3人は、終始黙って話を聞いてくれた。


『ごめんなさい。取り乱してしまいご迷惑をおかけしました。

でも、もう"一生関わることも無い"のでこの話は忘れてもらって結構です。

慰めなんていりません。

ただないくんの優先順位で私は低かっただけなので。

これからも活動…頑張ってくださいね。』

それだけ言って、私はりうくんの家を飛び出した。


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初兎「どうゆうこと？一生関わることも無いって…」

ほとけ「…分かんない、」

りうら「ないくんと…別れるのかな、」

初兎「とりあえず、追いかけんで！！！」

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