＿＿イレギュラーな思い出を君と【反応集&短編集】

・ ページ34

いつも開けているドアなのに、とても緊張してそっとドアを開ける

玄関には初兎くんが体操座りをしてこっちをみていた

『初兎くん…！？なんでこんなとこに…』

初兎「Aっ！」

そう言って彼は私を強く、それでも優しく抱きしめた

初兎「ごめん、ごめんA…俺が悪かったからもう心配させないで…出て行かないで、」

そう言う初兎くんの声は少し震えていて、私も鼻の先がつんとなった


『初兎くん…私のほうこそごめんなさい

私きっと初兎くんが羨ましかったんだ…
自分の好きなことに挑戦する初兎くんはいつでもキラキラしてた
そんな初兎くんと地味な私を比べちゃってた…
本当はあんなこと思ってないよ、
私は初兎くんが頑張ってることを誰よりも知ってるから
だから、本当にごめんなさい』


そういうと、彼はそっと私の頬に手を添えて言った

初兎「俺からすると、Aはいつでもキラキラしてる。
だからそんなこと言わないで
俺にとっては世界で1番の大切な人なんだから
自分を大事にしてな」

『…うんっ！』

たくさん泣いた後だし、目も腫れててぶさいくだったと思うけど、私はしっかり初兎くんに笑顔を向けた

やっぱり、私は彼のことが大好きだ



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終わりです！
久しぶりすぎてあんま書き慣れてないですね…



反応集ってどうしたら終わりになるんでしょう…？
ネタが尽きたらそのうちやめるかんじなのかな？

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