47.なんかしたかな ページ47
和也「綺麗だね」
「そんなこともないんです」
和也「そんなことあるでしょ？(笑)…あ、これ翔ちゃんがめっちゃ好きだった本じゃん」
「あ、ああっ、それですね。えっと、それは。親戚に頂いたものなんですよ」
間違いじゃないけど、若干の罪悪感を覚えながらお茶を入れて二宮さんに渡す
和也「へー。読んでるの？」
「いや、強引に渡されたんでまだ…」
和也「フフッ、読んでやれよ。翔ちゃんに今度その話してみ？喜ぶ」
…それ、くれた親戚なんです。何て言えずにハハ、と愛想笑いで誤魔化す
和也「ねえ、俺なんかしたかな」
「…え」
突然、時が止まったように。この世界には私と彼しかいない、みたいに。
二人の視線が久しぶりに、交わった。
和也「こないだ、の…ダメだった？」
こないだの、っていうのはあれでしょう？
「ちが、違うんです。あの時、私どうかしてて」
貴方の彼女のことで離れた、なんて口が裂けても言えないから。
「なんか、もう。ごめんなさい。心配かけて」
和也「俺は全然良いんだよ。むしろ頼ってほしいくらい。でも、あの時のAちゃん、俺のことで傷ついてるみたいだった。それだったら遠慮なく…」
その言葉で、私の中のなにかがプツン、と切れたんだ
.
「じゃあ、言わせていただきますけど」
口を開いたら、止まらなかった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1114人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サキ(プロフ) - 嵐☆翔さん» 星さんのことがどうしてもショックだったんでしょうね。汗 本気で生理的に嫌なわけでは、ありません。…きっと。笑 (2015年8月9日 21時) (
レス) id: aa45738ebf (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - chima183104さん» そうなんですよ…、星さんという存在が厄介でして…。笑 相葉くんの努力が報われるか否か…。汗 (2015年8月9日 21時) (レス) id: aa45738ebf (このIDを非表示/違反報告)
嵐☆翔(プロフ) - 目元に触れられるって…！ヤバいです…//// 主人公ちゃん、照れてああいうこと言ってたんじゃないですかね？ (2015年8月6日 16時) (レス) id: 37eb4b8e33 (このIDを非表示/違反報告)
chima183104(プロフ) - にのちゃん、好きな人いたのかぁ…。これでまた、お話しの展開がわからなくなってきたぞ(☆☆)さぁ、どうなる？勇気を出して押せ！押せ！ま・さ・きww (2015年8月2日 15時) (レス) id: bad3718e79 (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - 嵐☆翔さん» 初めまして！コメントありがとうございます（；＿；）共感頂き嬉しいです。笑 これからも頑張りますのでよろしくお願いします！笑 (2015年7月30日 15時) (レス) id: aa45738ebf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
