～永世学園の過去～ (ページ6)

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皆の過去～タツヤ視点ページ6

ボスっ！ガンっ！新たな痛みがほっぺにできた。痛いよ………止めてよお父さん………。
タ「ごめんなさい、ごめんなさい」
泣きながら言っても暴力をやめてくれない。
お父さんは俺のことが要らないんだ。
父「ﾀﾋね！お前なんかいらない！ﾀﾋね！」
そういってボコボコにする。
なんで俺は…俺は必要のない子ずっとそう思っていた。死にたいな…こんな自分要らない！
この世から消えてしまえばもう苦しくないんだ。まだ3歳だった僕はずっとそう思っていた。でも、死ぬのは怖かったし恐ろしかった。

俺のお母さんはとても優しい人だった。
いつも、朝起きると暖かいココアを入れてくれたり。美味しいご飯をいっぱい作ってくれた。
でも、影ではお父さんに暴力を振るわれていた。なんども、死にそうになったらしい。
お母さんとお風呂にはいると体にアザが一杯できていた。だからお母さんは俺とお風呂にはいるのを嫌がっていた。

お母さんは、ストレスで死んでしまった。
もうすぐ3歳になりそうなときだった。
とても悲しかった。
すると、お父さんは、僕に暴力を始めてきた。
最初は意味がわからなかった。ただ、殴られて蹴られてそれの繰り返し。痛かった。体にはアザや傷が一杯だったよ。

それで、お父さんは俺を殺そうとしたんだ。
洗濯機に入れられそうになって。
必死に暴れて叫んだ。
そしたら、ボロクソアパートで隣に住んでいた。おじさんが助けに来てくれた。
お父さんはその事で捕まり刑務所に入れられて俺は4歳のころにお日さま園に来たんだ。で、今に至る。

話を終えると、晴矢はとても驚いていて、風介は半泣きになっていた。

タ「ね……全然いい話じゃないでしょう？」
風「つら…辛かったんだね………」
晴「俺らが着いてるからな。」

ありがとう。お母さん、俺には居場所が出来ました。

タ「じゃあ、次は風介ね…」
風「………うん。」